いい加減大学の寮を引き払ってしまわないと、 時間は過ぎるばかりであるということに気づいた。
ギリギリ人間というものは、 切羽詰った時に発揮する馬鹿力を自らに期待する。 コージ苑は、引越しに大切なのは勢いだと思っているので、 この「力」がどうしても必要なのだ、と自己弁護。
とにかく、残っていた荷物をドカスカ箱詰めして、 あまり深く考えず捨てるものはジャンジャン捨てて、 応援の七味屋車にポンポン放り込んで、はい終り。
それを七味屋宅に一時避難させてもらったところ、 美しい彼の部屋で、コージ苑の荷物ってば、まるでガラクタ。 うっかり放置しておくと、 お掃除のおばちゃんに速攻で捨てられそうな見てくれである。
古ぼけた部屋に1年置いていると、 モノも古ぼけてくるのだろうか。
ということは、住人も古ぼけてしまったのだろうか。 おそろしい。
|