夏が近づき、道路端にアイスクリーム売りが出てきた。 コージ苑が見るところ、 L国の老若男女の約3割がアイスを食いながら歩いている。 売っているのは単なる「冷菓」(つまり本物のクリームではない)なのだが、 彼らは本当にそれが好きらしい。 それを見ながら思い出すのは、ある学生の語ったこんな話。
彼女が子供の頃、 即ちL国がまだソ連の支配下にあった頃、 アイスクリームといえば「白いのと黒いの」しかなかったそうだ。 そして独立後、夏の町を歩いていた彼女は、 あるものを見て衝撃を受ける。 それは、ピンクのアイスクリームだった。 「本当にびっくりしました」と、その学生は言った。 「そして、それを食べた時、本当に美味しいと思いました。 だから私は、今でもイチゴのアイスクリームが一番好きです」
あー、ちょっといい話になっちゃったかも。 (自分で言ってりゃ世話ないけどな)
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上前淳一郎『読むクスリ13』文春文庫 こちらはまさに「ちょっといい話」集。 おかしかったのは、このネタ。 かつて流行ったジョークなのだが、 「アメリカ人の給料をもらい、中国人のコックを雇って、 イギリス人の家に住み、日本人の妻を持ち、 スイス人に管財人を依頼し、イタリア人を愛人にする。」のが男の理想。 これを、あるビジネスマンが評するに、 「一つずつずれると悲惨な事になりますよ」。 即ち、 「中国人の給料をもらい、イギリス人のコックを雇って、 日本人の家に住み、……」 後はやってみてください。笑える。
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