成績を出した日、クリスティが言った。 「父はあなたのためのながしがあります」 今回に限って文法の間違いは許す!(嬉泣)
コージ苑ちの流しは結構素晴らしい。 かつては一応ホーローだったのが、 すっかりはげてしまってサビが表面に出てしまっている。 洗い物をする度に流れる錆色の水にはさすがに情けない思いがしたものだ。
午後2時、クリスティ親子はやってきた。 彼らはまずお菓子とコーヒーを用意し、 その後おもむろに作業を開始した。 といっても主に働いたのはクリスティ父である。 はっきりいって流しの入れ替えだの風呂場の壁塗りだのは、 素人がどうこうできる仕事ではない。 わずかに私達が手伝う事ができたのは、 風呂場の壁の、古い塗装をはがすことだけである。 (ちなみにそれも、後で不合格をくらった)
作業は思ったよりも長くかかった。 聞けば、お父さんが思っていたより水道管が古かったらしく、 持ってきたスペアに対応しなかったらしい。 どんなんだコージ苑ちの水道管。 待つこと3時間、台所に再び水の流れる音を聞いて、 おそるおそる覗いて見ると… おぅ!まぶしい!! 目に飛び込んできたのはまっ白の流し。 「1987年製です」とクリスティは言うが、いい、それでもいい。 つーか、前のやつはじゃあ一体何年製だったんだ。
次に風呂場の壁塗りにとりかかったが、 古い漆喰をはがしたところで時間切れ。 「来週もう一度きます」と言ってくれたが、 コージ苑は彼らの休日を奪ってしまっているのではないだろうか。 代金はいらないというし、どうやってお礼をすればいいものか。
それにしても参ったのは後の掃除。 はがした漆喰が床一面に散乱し、バスタブには土がたまっている。 いっそ野菜の種でもまいてやろうか。 それから2時間、コージ苑は後始末に追われた。 そして結局、本日は風呂に入れなかった。 来週までこのままかあ…長いのう。
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