大使館勤務の七味屋さん宅は新しくて広い。 2年生の女の子達はおすしが食べたい。 イコール、七味屋さん宅でおすしパーティーでしょう。
午前中、日本人4人で買出し。 鮭、イクラ、ツナという手巻きの材料プラス、 鮭のエンガワの燻製とかサバの酢漬けなど、「おいしそう」なものを選ぶ。 炊飯器も今日は2台が全力稼動。 あわせて8合の米が炊き上がり、学生達を待つ。
ドヤドヤと入ってきた彼女達は、はじめ緊張して大人しかったが、 おなかがふくれる頃にはすっかりくつろぎ、 DVDが見たいとせがむようになった。 七味屋さん宅には、ジブリのシリーズが揃えてあるので、 その中から「千と千尋」を選び、デザートを食べながら鑑賞。 日本映画祭で「居酒屋ゆうれい」を見て「コメディはどこですか」、 「アイコ16歳」で「ドラマはどこですか」と評したローラ、 今日は「コメディもドラマもありました」と大満足。 そうかそうか、こういうのがお好みなのね。 (ということは、フランス映画あたりは全くお気に召さないだろう) その後、L国と日本のゲームを交互にやった。 印象として、どこの国のゲームも単純なルールなのに面白い。 いい大人が夢中になっちゃったぜ。
すっかり満足した彼女達が帰った後は、 ホスト役で疲れきった日本人が残り物を適当にアレンジして夕食。 ワインをあけつつ世間話に興じていたが、 さすがに今日は午前様になる元気もなく、健全な時間に終了。
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帚木蓬生『臓器農場』 現役の医者が書いた医療サスペンスは冗談抜きでこわい。 そのあたり、「ブラック・ジャック」を思い出す。 脳死から一歩進んで無脳症はヒトか、という問題を提示する。 いのちとは何だろう、生きているとはどういうことだろう、 という作者の問いが全編にある。
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