出向コージ苑

2002年09月02日(月) 新学期

授業はなかったけれど、朝のラッシュ時の通勤時間をはかろうと、
がんばって早起きし、大学へ行ってみる。
大学から遠い寮ではあるが、唯一いい点があるとすれば、
始発のバス停なので、すしづめ状態の通勤時間にも確実に座れるというところだ。
市の中心を流れる川にかかる橋の上が絶望的に混んでいたが、
本格的なラッシュの時間は過ぎているため、1時間ほどで大学に到着できた。
しかし明日以降、2時間目の授業がある時には、
もうちょっと早めに出ないといけないだろうなあ…

車窓からぼんやり景色をながめているうち、おや、と思ったことを一つ。
今日から新学期ということもあって、
道行く子供達は今日ばかりはちょっとおめかし。
女の子はお約束の白いタイツなんかはいて、大きな花の髪飾りなんかしている。
そして男の子はスーツ。
子供といえども欧米人体型、さすがにスーツが良く似合っているのである。
そんな彼らが、手に手に花束を持っている。
最初のうちは「美少年に花かあ、似合っているのう」などと
至極のんきに構えていたコージ苑だが、
そのうち、その数の尋常でない事に気がついた。
バスに乗ってくるOL風の女性、小学生になるかならないかのハナタレ小僧
(この子は実際たれていた)、
大学生ぐらいの(花を持つことに恥ずかしさを覚える年代である)男の子、
ちょっと異常なほどに「手に花」人口が多いのである。
ガイドブックに「R市は花の町」と書かれていたが、
いくらなんでも町中の人間が花の子ルンルンっていうわけでもなかろう。
(年がばれるぞコージ苑)

後で聞いてみると、新しい年度の始まりには、
花を学校なり職場なりに持っていく慣習とのこと。
学生は大体最初に会った先生にプレゼントするんだそうだ。
実際、今日1時間目に授業のあったY先生は、
帰りにはちょっとした花束を携えていた。
鮮やかな黄色のひまわりが、夏の名残のようだった。
もう外は肌寒いL国R市である。


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