朝っぱらから携帯で話しながら店に入ってきた彼女。 しばしカウンターの前で、うろうろしながら電話を続けた。 聞きたくなくても、喋りの内容が耳に入ってくる。 ヘビーだ、朝7時半からとってもヘヴィー(←下唇をかんで発音せよ)。
やっと終わって、彼女の朝食が始まる。 トレイを持って客席に落ち着き、半分ほど食べ終わったところで、再び高らかに鳴る着信音。 電話に出た彼女の声は、またもや真剣モードである。 うーん、時間を選ばずシリアスな話題に入れるのは青春の証よのう… と、勝手に納得しているコージ苑をよそに彼女は。
彼女は話を止めることなく、トイレに直行した。
今まで、「道を歩きながら電話」とか、「運転しながら電話」は見たことあるが、 「トイレに入りながら電話」というのはさすがに… (しかも足取りに躊躇無し) 何となく「トイレで隠れ煙草の中学生ヤンキーの図」を思い描いたコージ苑であった。
外に行きゃあいいのに…
|