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■ はたして日記とは
更級日記とか和泉式部日記とか、 日本人は古来から日記が好きなような気がする。 政治家や文豪など名のある人や、 または研究史料として使えそうな日記というものは、 確かに価値があると思う。 だがいまインターネット上でよくあるような公開型の日記というものは、果たしてどんな価値があるのだろう。 確かに一部では面白い日記もあるし、なるほどなあと思う文もたまにある。 だが多くの日記は個人的な出来事の書き連ねているだけだ。 「私の家のメダカの卵がかえりました」 は私の家には大きな出来事であり、非常に関心の高いことであるが、全く無関係の第三者にとっては「だから?」の一言で終わってしまう。 でもこうは書きながらも自分自身こんな日記を書いているから、矛盾も甚だしい事であるのだが。 しかし今日起きた個人的なことを実際書いてみましょうか?
------------------------------------------------------------------- 7時30分:第1次起床・・・休みなのに早く起きたので、もったいないからもう一度寝る事にした。 9時30分:第2次起床・・・図書館から借りていた本を返さなければと思い出し、起床。 午前中:返しに行こうかと思ったが、出かけてまた家に帰って、また夜出かけるというのは、非常に効率が悪いと思い止める。代わりにたまっていた読みかけの本を読み、サイトをいくつか閲覧。朝食はパン二枚。 午後:昼食はミートソースを食べる。それから楽器の個人練習に取り組む、昨日のレッスンで指摘された事に注意しながらの復讐と、オーケストラの曲の練習。2時から1時間明日放送する昭和20年の広島市を舞台としたドラマのメイキング番組を見る。産業奨励館(原爆ドーム)が建てられてからだいぶ経つはずなのにきれいな事と、出演者の服装がきれいなので生活感がないなあとやや不満に思うもなかなか細部にこだわって作っているなと思う。単なるお涙ちょうだいな物語でないことを願う。 15時:図書館に本を返し、さらに平野啓一郎著「葬送」第1部を借り、それからオーケストラの練習に行く。行き帰りの電車で借りてきた本を読む。ショパンとドラクロワを主要な登場人物に配し、1840年代のパリを舞台としたこの物語は非常に興味をそそられたが、如何せん読みづらい。1回読んだだけでは隅々まで読んだ気がしない。この本はじっくりと腰をすえて読まないといけないと思う。 22時30分帰宅:夜飯はハヤシライスとマカロニサラダ。それとブルーベリーヨーグルトを食べる。0時45分就寝。 --------------------------------------------------------------------
・・・・・・・・果たしてこんな文章が「面白い!ぜひ毎日読むぞ」とか「すごい!史料としては第一級だ!」と絶賛されるのか? 自分で30年後に読み返しても大して面白いとは思えないような気がする。
2005年08月28日(日)
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