午後、パパリンが来るので、それまでに掃除・買出しなどしようってことで。
朝からまたまた叩き起こされてせっせと家の掃除がはじまった。
雪国の家の掃除は厳しい・・・。
開けっ放して、ストーブも消して。
冷たい風が容赦なく家の中に入ってくるからね。
かじかんだ手で無理矢理サッシをあけたら爪を割ってしまった(号泣)。
「痛い痛い」と血を出しながら大騒ぎ。
ママリンと近くのスーパーに買出しに行った帰り道。
突然名前を呼ばれて驚いた。
振り返ってみると、見知らぬ女の人2人が立っていた。
一瞬「誰だろう」って思ったけど、すぐ分かったよ。
小さい頃、よく一緒に遊んでくれた2歳年上のおばあちゃん家の近くに住むお友だち。
そしてそのお母さん。
たぶん15年くらい会ってないんだろうな。
すっごいすっごい懐かしかったけど。
なんせ人見知り度がマックスに達していて思うように会話出来なかった。
気になること見つけちゃったし。
少し立ち話してからバイバイした。
たぶんまたしばらく会えないはずなのに。
どうしてもっとたくさん話さなかったんだろう。
別れてから後悔したけど、あのときワタシには精一杯の会話をしたんだと思う。
家に戻っておばあちゃんに、友だちに会ったこと、気になったことを話した。
気になったこと・・・片方の足を引きずって歩いていたこと。
おばあちゃんは静かに教えてくれた。
あの子は病気なんだよ。
もう治らないらしいよ。
どんどん関節が動かなくなっていってるんだ。
あちこちの病院に行ったんだけど、ダメなんだって。
縁談も壊れちゃって、かわいそうなんだよ。
・・・ショックだった。
小さい頃、いつも一緒に走り回ってたのに。
夏は川で泳いでたのに。
冬は段ボールでソリ作って、雪の上を滑ってたのに。
もうそうやって走ったり出来ないなんて。
なのに、すごく優しい笑顔で「元気だった?」って笑いかけてくれた。
何も知らなかったから、ワタシはぎこちなく笑っていた。
いや、もし病気のことを聞いていたら言葉なんて出てこなかったと思う。
顔を見たら泣いてしまったかもしれない。
今回は時間がなくてゆっくり会えなかったけど、いつかまた会えるだろうか。
そのときワタシは普通に笑って「久しぶり。」って言えるかな。
彼女が歩ける間にもう一度会って、話して、遊びたい。