徒 然 草
自堕落日々の暴露記です。
更新があればタイトルに載せますのでご参照ください。

2004年08月01日(日) そーれそれそれ。

お祭りだ〜♪

昨夜から今日にかけて、地元のお祭り開催中。ただ、天候が不安定なので山車にカバーかけてましたが。子供から大人まで世代ごとに山車があるのですが、本当に皆さんお疲れ様でした。
でも、この鉦の音がないと夏が来た気がしません。だから毎年この日はこの祭りについて日記で触れているような(苦笑)。
そして某敬愛サイトさんのこの祭りを描いた三渋イラのご復活を、毎年こそりと祈っております♪

昨日というか今朝ですが、自己嫌悪のずんどこ(違)に陥っていましたが、どうやらホルモンバランス総崩れシーズンが拍車を掛けていたようです。それが解って少し復活できました☆いっそ薬もらってこようかなぁ…。
って言うことは、家族旅行に障りガチンコの予感…(汗)。うへぇ。
反省は繰り返ししようと思います。同じ過ちを繰り返さない為に。頑張れ、私。
もし、ご心配くださった方がいらしたら、この場を借りてお礼申し上げます(ぺこり)vどうもありがとうございます〜vv


それでは、今月の餅日記。やっぱり一発勝負は自宅だけでするべきだなぁ、うん。完全独立ワールドで参ります。今回は渋不破渋…(訊くな)?未来設定且つ渋環境はオリジナルモードですみません(ぺこり)。
折角なのでお祭り風味にいこうかな?でも参戦していないので微妙だなぁ…(どっちだ)。


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 ゴーンゴン ゴンゴンチキチン  ゴーンチキチン ゴン チキチン

「コラサー!ヨイショ!!」

 山車を取り囲む若人達が桴を振り上げ喚声を上げる。同時に直径2メートルはあろうかという大太鼓が大音声を轟かせた。
 それは不破の鼓膜も振るわせる。ぱちぱちと瞬いた。辛子色の半纏に身を包んだ渋沢が、くすりと笑った。
「驚いた?」
「うむ」
 こくりと首肯する。朱色の地に墨色の町名を染め上げた半纏を纏った青年団は、そのままチキチキチキチキチンと五つ囃子を奏でながらゆっくりと二人を追い越していった。


 渋沢が不破を親戚宅に招待したのは「一度も祭りを経験したことがない」と無表情に不破が言い切ったからだ。渋沢自身もサッカーを始めてからはあまり参加することは出来ないが、それでも情熱の原風景として胸に残っている。ある意味それは、サッカーの試合で勝利した時の一体感と重なるものがある。
 Jリーグのセカンドシーズンが間近に迫っていたが、どうにかこの週末の休みを許可して貰って不破を連れて母方の祖母宅を訪ねた。白髪を上品に結い上げた祖母は柔らかく微笑みながら二人を迎えた。
 「試楽」という午前零時の叩き出しに参加するため、半纏を自ら着付ける渋沢。亡き祖父の形見のそれは、健やかに成長した21歳を迎えたばかりの体躯に良く似合っていた。祖母は、穏やかな光を湛えた双眸を細めて幾度も頷いた。
 不破には渋沢が中学生時代に着用していた浴衣を合わせる。サイズがぴったりだったため、不破がむぅ、と眉宇を顰めた。ぷっ、と渋沢が噴き出す。
「不破君もすぐ追いつくさ」
「無論、そのつもりだ。そしてすぐに追い越してやる」
 きらん、と射抜く虹彩が渋沢に更なる幸福感を齎す。
「それは…どうかな?」
 口の端を上げたまま、団扇でぺしん、とやり返す。それに不破が反撃する前に彼の背中に差してやる。鶸茶(ひわちゃ)色の浴衣と利休色の帯は少年らしからぬ配色ではあったが、却ってそれが不遜なまでに堂々とした不破には適していた。
 確実に遺伝子を伝えたであろうその笑顔が二人を包む。

「さぁ、そろそろ行ってらっしゃいな」
「はい。3時前には戻ります。行こうか、不破君」
「了解した。…行ってきます」
 軽く目礼をする不破の背中に、歴史を刻んだ掌が添えられる。
「楽しんでらっしゃいね」
 再度一礼する二人を、薄色の浴衣を着た小柄な女性は門扉まで見送った。


 渋沢の着用した半纏と同じ辛子色の集団に合流した後は、無礼講の一言だった。既にバッカスと親しくなっていた彼らは、4年振りの友人と見知らぬ青年の登場を快く迎え入れた。あまつさえ不破に桴を渡して鉦を叩かせる。
 くり、と小首を傾げた不破の手を取り渋沢が実演で教えてやると、優秀な生徒はあっという間にブランク所有の教師を追い越した。周囲が爆笑に満たされる。唱和だけは戸惑う不破の分まで、渋沢が喚声を上げた。ピッチ上の指令と同じく、低めだが涼やかな声は深夜に瞬く行灯に吸い込まれていった。

 あの笑顔と似ているな、どこか。

 初対面で噴き出した後の笑顔を想起した不破の眦がほんのり下がった。


 
 公言通り3時前に帰宅した二人は入浴後、蚊帳に覆われた布団に寝転がる。
「どうだった、祭りは…?」
 右側に反転して、仰向けの不破の横顔を見やる。いつものように右拳を顎に添えて、不破がぽつりと呟いた。
「そうだな…。兎に角、五月蝿い祭りだな」
 不破らしい第一声に、微苦笑が零れる。
「まあな。『日本一喧しい祭り』と言われるほどだからな」
「ぬ、そうなのか。次第に慣れてきたが、あの大太鼓は圧巻だったな。あれを叩けたのはいいデータになったと思う」
 痺れが抜けた筈の両手を薄闇の中に見つめる。
「そうか、良かったな」
「ああ、お前のお陰だ。感謝する」
 左に90度傾いだ不破の双眸が渋沢を捕らえた。黒曜石の煌きは出逢った頃よりその輝きを増している。それに比例するように彼への情愛が湧き起こる渋沢だった。そっと左手を伸ばそうとすると、不破が一言告げた。
 
「…それに、お前がはしゃいでいる姿も拝めた。貴重なデータだったぞ。ふふふ」

 かっ、と上気する。がさがさと焦茶色の頭髪を掻き毟る。

「わっ、忘れてくれ〜!って、忘れるんだ、不破君!!」
「む、それはできんぞ。諦めろ」
 笑みを含んだ声音で即答された。
「こら」
 ぐい、と掴んだ後頭部を引き寄せる。

「…んっ」

 あっという間に侵入した舌先に翻弄される。僅かに酒気が残った味蕾を摺りあわせて互いの唾液を貪った。

「…っ!!」

 そのままするり、と胸元に蔓延ろうとする掌は強烈な反撃を喰らった。手加減皆無で抓られたのだ。
「馬鹿者。調子に乗りすぎだ」
「……そうだな、ごめん」
 時間も場所も忘れかけた渋沢は素直に反省した。
「うむ」
 軽く口唇を重ねて渋沢を宥める。バードキスを数度繰り返した後、二人はヒュプノスの優しい腕に抱きこまれた。



 帰り際、祖母から渡された包みを新幹線の車内で広げた渋沢が破顔する。

「不破君、朔日餅だよ。食べよう」
「今…ここでか?」
「うん、これ日保ちしないんだ。粟餅は特に硬くなりやすいからな。ほら」
 付属の箆で一つ掬って眼前に押しやる。その手首を時計ごと捉えた不破が、ぱくりと咥えた。

「…む、美味い。柔らかい餅の中にある粟の感触も意外性があるし、周囲の餡が非常に濃厚だ」
「だけど、後味は決してくどくない…だろ?」
 不破の台詞を横取りしてにこりと笑む。ぴくん、と不破が反応する前に言葉を紡いだ。

「俺と全く同じで、嬉しいよ。黒糖餡を気に入ってくれて、ありがとう」

「………ドウイタシマシテ、だ」

 暫し反撃を試みようとした不破だが、輝かんばかりに満ちる笑顔に敗退する。掴んだままの手首を握る力を込めたのが、せめてもの意趣返しだった。


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……餅日記じゃねぇ…(がくり)。

いっそ「祭日記」と改題すべきだったかな…(苦笑)?祭り描写も半端ですが、温く流してやってくださいませ(をい)。

しかしこの「八朔粟餅」はホント美味しいなぁ〜vvv大好きです♪

今月で朔日餅が一周したので、以降はヒット月だけの購入になります。次は10月かな?
…となると、9月分の餅日記はどうしよう(汗)。去年の感触を思い出してかけるのか、自分?いくら食欲大魔神でもちょっと無理っぽそうだ…(遠い目)。
ま、来月また考えます。多分(をい)☆


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