徒 然 草
自堕落日々の暴露記です。
更新があればタイトルに載せますのでご参照ください。

2004年06月01日(火) みけちょび。

定時ぎりぎりに元若人達(笑)が遊びに来てくれました♪
うっかり話し込んで朔日餅の受け取りを忘れかけました…(をい)。

サッカーは夕食を食べながら後半のみ観ました。今野君、やっぱりええなぁ…vこの世代では彼がイチオシです♪今日の得点シーン、松井君から大久保へのパスからしかリプレイされないのがちと切ない…(今野君のノールックパスが起点なのです)。でもセルジオ氏や松木氏が彼を褒めてくれているのでちと嬉しいvv
マリの選手は運動量も多いしボディバランスもいいし、観ていて燃えました☆楽しかったです♪
母は明朝(A代表:対イングランド)に備えてもう寝てます(笑)。私は餅日記があるので起きてます(笑)。


さて、それでは今月の一発勝負☆餅日記に参りましょうか。日記サイトと化している現在(すすすすみませ…<土下座)、唯一の笛風味のこのシリーズは完全独立していることが前提ですのでご了承くださいませ(ぺこり)。
今回は、タイトルの通り翼不破です(直球すぎですよ自分)。

月末の笛満喫デーのお祝いも兼ねまして(笑)。つか、当日行きたいのですが本命の黒ねずみで買い逃しするのが怖いので微妙です。
って、贅沢な悩みだなぁ…(笑)☆
11月には再び不破オンリ開催予定とのことですし(情報ダンケですv続報わくわくしながらお待ちしておりますv>KKさん)、ホント財布に厳しいながらも心に嬉しい現況です♪


ぽつりと一言。
今思ったのですが、聖書はラテン語ではなくヘブライ語のような気が…。どちらにしても私にはちんぷんかんぷんですが(身も蓋もない)。


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「…あら」

 何気なくオーク材の扉を開いた西園寺は、現状を確認する為に目を瞬かせた。部屋の所持者が友人を招き入れるのは良くあることだが、それは大概同じ飛葉中の面々であった。だが現在、はとこである椎名に対峙しているのは桜上水中のGKである。
 西園寺と同様にぱちぱちと瞬いた不破は軽く目礼した。

「いらっしゃい、不破君。翼、夕食の支度ができたわよ」
「分かった。不破、行こうぜ」
「了解した」

 純白のTシャツに漆黒のパーカーと迷彩色のカーゴパンツという出で立ちの不破は、ダークオレンジのノースリーブハイネックにブラックジーンズを合わせた椎名に誘導されるまま階段を下りる。

「椎名、何故西園寺監督がここにいるのだ?」
「翼って呼べと言っただろ。呼んだら教えてやるよ」
「では翼、何故監督がここにいるのだ?」

 不破は自らの目的達成の為なら呼称などには頓着しない。間髪入れずに変更した。そんな不破の思考回路を完全に掌握している椎名は満足気に首肯して応じてやる。
「玲は家に同居しているんだよ。料理は母さんだけが作っているから、安心していいぜ」
「了解した」
 何の抵抗もなく頷く不破に、西園寺が心中で涙する。だから、輝かんばかりの笑顔で意趣返しに出た。
「…翼、そんなこと言ってると貴方の好きなアレ、あげないわよ…?」
 瞬間、椎名の動きが止まる。ぎこちなく口の端と両手を挙げて降参した。
「ごめん、玲。だからアレは不破にも出して貰える?」
 双眸を和ませて西園寺が笑む。
「はいはい、いいわよ。ところで翼、何故不破君がここに?」
 
 ダイニングに到着すると、先程の不破と同じ質問を投げかける。こちらには素直に答えが返された。
「フットサルで遇ったんだけどさ、夕食一人だって言うから連れて来た。先に電話しておいたからコイツの分も大丈夫だし」
「そうね。不破君、パエリヤ好き…?」
「ぱえりや…」
「コイツ、食べたことがないんだってさ。訊いても無駄だよ」
 着席した不破が黒曜石を輝かせる理由がそこにある。そこに、椎名にその遺伝子を色濃く伝えた母親が鮮やかなサフラン色のパエリヤを運んできた。


「ご馳走様でした」
 きちんと合掌して礼を述べる不破。
「いえいえ、お粗末さまでした。ちょっと待っててね、お茶にするから」
「はい」
 スリッパの音を微かに響かせて、椎名の母が再度キッチンに向かう。
「それって躾けたの、渋沢…?」
 半身を臨席に向き直るようにして覗き込む。同様に合掌してウインクを一つ飛ばした。
「翼!」
 相変わらずの椎名の口調に西園寺が窘めるが、当の本人は気にしていない。さらり、と焦茶色の頭髪が縦に揺れた。逆に問う。
「何故分かる…?」
 不破の後頭部を軽く叩いて笑い飛ばす。
「分かるに決まってんだろ。お前にそんな習慣があるように見えないし。U−15でも食事一緒にしてただろ?」
 ふむ、と白い拳が繊妍な顎に添えられる。堪えきれないとばかりに椎名が笑い飛ばす。
「お前、ホント『何故』ばっかだな…!ガキみてぇ」
 不破の眉宇に皺が寄る。更に椎名が爆笑した。


「さ、どうぞ」
 リビングに場所を移して供されたのは直径5センチほどの饅頭だった。表面にはうっすらと薄茶色の粉が塗されている。傍らには香ばしい湯気が昇る湯呑みが添えられている。
「戴きます」
 洋風の調度品の中にも絶妙に溶け込んでいる菓子皿と湯飲み。それに手を伸ばして早速一口頬張った。椎名と西園寺も夫々口にする。
「やっぱり黒糖餡はいいよなぁ…」
「貴方毎回同じこと言うわね、翼」
「別にいいじゃん」
 僅かに怒気を孕む返答が照れ隠しであることを承知している西園寺は、にこやかに受け止める。逆に喰いついたのは不破の方だ。
「翼、先程言っていた『アレ』とはこれのことか…?」
「そうだよ。“麦手餅(むぎてもち)”といって「麦秋月」を祝う季節菓子なんだ。年に一度しか食べられないからアリガタク頂戴しろよ…?」
 嫣然と微笑む椎名に真面目に返す。
「了解した。「ばくしゅう」…ということは、これは麦なのだな?」 
「そう。田植えと麦刈りといった繁忙期の終了と豊作感謝の祝い菓子なんだってさ。ついでに表面に塗してある麦粉が“麦かき”としてついてくるんだ」
「むぎかき…?」
 またもや不慣れな単語に遭遇し、くり、と小首を傾げる。
「今、お前が飲んでいるヤツだよ。麦の味がするだろ?」
「うむ、砂糖と塩も入っているのだな」
「それは好みで入れてる。家はやや塩味が濃くしてある。餅に合うようにな」
「成程…」
 二つめの麦手餅をまじまじと見つめながら検証を続ける。
「黒糖が入っているからか、しっかりしているのに後味がさっぱりしているな。確かに麦かきに合っている、と思う」
「だろ…?」
 この体躯にどれだけ入るのか、という勢いで食後の菓子まで平らげた椎名がくしゃり、と焦茶色の頭髪を梳る。不破が僅かに瞳を細めた。幾度も繰り返すと、それが凝視に変わったので椎名は不破の頭部を解放した。
 

 そんな二人を眺めやる従姉妹同士は食器を揃えて立ち上がる。椎名の母が穏やかに問いかけた。
「不破君、良ければ今日は泊まっていらっしゃいな…?明日は学校に間に合うように玲に送らせるから安心して」
 不破が自宅で一人と聞いて、心配なのだろう。それだけではなく、不破の食べっぷりが嬉しかったというのも一因と言えるだろう。不破が返答する前に椎名が宣言する。
「そうだな、そうしろよ。とっておきのビデオがあるから見ようぜ!86年メキシコ大会!!準々決勝イングランド戦での「神の手」や「5人抜きゴール」なんて見たことないだろ?」
「「神の手」…?サッカーは手を使えない競技なのに「手」なのか…?気になるな。…泊まらせてもらうか」
「OK。じゃ、俺はビデオを探してくるからお前風呂に入ってこいよ」
「了解した」
超新星を双眸に宿した不破が口角を上げる。最後にもう一度、くしゃりと不破を撫でつけた椎名がエメラルドグリーンのソファから腰を上げた。



 ビデオ観戦とサッカー談義が深夜まで及び、そのまま寝入った彼らにサマーケットが掛けられたのだが、その時思わず西園寺が微笑を零したのは誰も知らない。
 
 そこには寄り添いながら健やかな寝息を立てている、二人の天使がいた。

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…会話文ばっか(苦笑)。読みづらいかと思いますがそのままで(殴)。すみません。
その割にはマシンガン不発でイヤンな私。ごめんよ、翼…。漢前を目指して結局ミケ(@『動物のお医者さん』)だよ…(苦笑)。何年経ってもこの二人はミケとチョビだよなぁ…(笑)☆

そして書いているうちに日付が変わってしまいました(現在『「ぷっ」すま』放映中)。相変わらずトロい…(汗)。誤字脱字がないといいなぁ…(希望的観測<をい)。

食べながら書いているので胃がちと重いです。翼や不破のように豪快に(なのか?<訊くな)いきたいものです☆
それにしても、普通の餡より黒糖が入っているほうが個人的には断然ツボです♪えへへ、嬉しいなv


それでは、おやすみなさいませ〜。


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真砂 天藍