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■ シンボル
雅子さま(うちの母も同じ名前)が女児出産なさったことで、気がかりなのは 皇位継続のこと。中学生の頃の社会科の教科書「現代社会」を思い出してみた。
「皇室の基本法である「皇室典範」の定めでは、皇位継承資格を男系男子の 皇族に限っている。今回は女児誕生のため、皇位継承順位に加わることは できない。・・・皇族女子は、天皇及び皇族以外の者と婚姻したときは、 皇族の身分を離れる。」(12/3 Asahi.comより)
とすると、お生まれになった女王は天皇の子でありながら、娘であるため、 皇位継続の資格がないわけである。フェミニストならずとも、 こんなマッチョな法律は時代錯誤だろう。 個人的にはぜひこの法律を改正して、女帝になっていただきたい。 そんな時代があってもよろしかろう(でしょ?)。
さておき、気になったついでに「天皇」についても調べてみた。 私は右の羽を持った人でも、左の羽を持った人でもないが、 歴史的に見ても天皇の地位って不明瞭ですね。大化の改新の頃は、 中大兄皇子(天智天皇)が即位することなく、皇太子のまま実権を 握っていたし(天皇不在)、12世紀の院政の時代には、白河院が上皇となり、 幼少の堀川院に位だけを譲っておき、実権は白河院自身が握っていた。
頼朝の開いた鎌倉幕府もまた「将軍不親政」状態だったという。 そして明治憲法ができると「立憲君主制」のもとでの天皇の時代が始まり、 その後は「教科書・現代社会」がごにょごにょと教えてくれた 「象徴としての天皇」の誕生に至る。(ああ、長い長い)
でね、不可解なるは「天皇=象徴」ということ。 のみならず、「天皇は日本の象徴」であるということ。 今更ながら小学生のようで恥ずかしいのだが、これは一体なんじゃらほい。 アタマの弱い私には、ぜんぜん意味がわからない。
広辞苑によると「象徴」とは「単に抽象観念を指示するだけでなく、 それ自身の固有の形象的な価値の中に、全体的なイメージを凝縮し具象化 することによって、その表徴となるものを指す」と言っている。 あのね、天皇というシンボルが私たち国民の全体的なイメージって、 どういうことかしら。戸籍(アイデンティティ)や選挙権(参政)を 剥奪されたお方をわたしたちの象徴と見なすにはギモンが湧くわけです。
つまるところ、この国の頂点にあるのは「リーダーの不在」なのかしら。 小泉さんは象徴ではないからね。 日本という国家、その不安定さ、ああ摩訶不思議なり。
2001年12月03日(月)
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