| 2008年08月02日(土) |
「激情」の感想っつうか〜 |
注文したブツが翌日には届きましたヨ! 仕事速いなあ〜>宝○○ン様! って事で、早速見ました。
おいらはどっちかってえと、芝居よりもショー&レビューのが好きなんですが、この公演は自分的には圧倒的に芝居のがおもろかった。 話は有名なカルメンなので、説明しなくても分かると思いますです。
・じぇんぬさん ホセ役の姿月あさとさん、純情で朴訥で一本気な男がよく似合ってた。それが女によって破滅してくのね、哀れ。歌が上手い人なんで安心して聴けます(笑)。セリフの滑舌がたまに気になりましたが、ミュージカルなんでまあいいか。 カルメン役の花總まりさん、わーい、悪女だ♪悪女だ♪でも、たまに見せるお顔がお姫様になっちゃうのだ。けど、ビッチなお花様も良いです…。蹴られてみたい。 語り役のメリメ&カルメンの夫のガルシア役の和央ようかさん、お花さんのダンナ、ゲフゲフ…、じゃなかった(この話題は人によって荒れる←なら書くなよ)、今回は狂言回し的な和央さん。ガルシアはすぐに殺されちゃったし〜。語り手って神の目設定なのであんまり強く出られず難しい役柄だなと思いました。 エスカミリオの湖月わたるさん、一代前の星組トップさんです。この頃(1999年)は宙組にいたのだね、すっかり忘れてた(汗)。カルメンに求愛する闘牛士で、はっきり言って当て馬役です。そういや、こういった役柄ってBLにたくさん出て来るなあ(笑)。少女マンガにもか。当て馬なので心理的見せ場はないのですが、明るさ&華やかな場面担当かな。しかし、ほんと、漢にしか見えん〜〜。今は可愛い女性ですが。 ホセの許婚ミカエラ役の陵あきのさん、清純派の役です。許婚っつうより母性的ポジションだな。個人的には陵あきのさんと言えば、星組「エリザベート」のヴィンディッシュ嬢だな。精神病院の患者で自分がエリザベートだと思いこんでる女性です。逝っちゃった目の演技が凄まじかった。 しかし、9年も経っちゃってるんで、殆どの人が退団していなーい。なので、現宙組組長の寿つかささんがまだ三下の役をやってるのが微笑ましかったです。
・音楽 高橋城さんと斎藤恒芳さん(元クライズラー&カンパニー)が担当してます。 個人的には超好みでした! 実際聴いてみないと説明の仕様がないんだが、スパニッシュメロディはヅカにビシビシ合いますねえ。 時々入るフラメンコギターのメロディもカッコ良かったです。
・見所 ホセとカルメンのベッドシーン!! 服着てるのにエロスってどういうことだ(鼻血)。 R15だ! それから日比野克彦氏が担当してる舞台美術も見所の一つ。 現代アート的でシンプルでした。 同様、話もシンプルなので、物語にのめりこめました。 しかし、ホセ、人殺し過ぎだ…。
ショーのザ・レビュー'99は普通だったので省略させていただきます。 っつうか、オギー(荻田浩一)の耽美ショーを見ちゃうと物足りない。 でも、主題歌の「アイ・ラブ・レビュー」は名曲だと思います。 シンプルだけどゴージャスで綺麗なメロディです。 初演(1977年)から使われてる曲だけど、全く古さを感じさせないと思う。 そうそう、数年前にBS2で初演の雪組版を放映したけど、あちらの方が前衛的だったなあ。 ビデオに録ってあるんで、もう一回見直して比較してみても面白いかも〜〜。
何か久し振りにヅカに関して語ってしまいました。
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