■『バラエティ矢口』■
2005年06月16日(木)
■矢口今週前半 6.13 フジテレビ系「ネプリーグ」矢口真里 ネプチューンと蛭子能収さんと共演。面白い。矢口はガワとしての役目だけだけでなく、 それなりに面白みのあるリアクションもこなせていた。やはり旬と思っているのだろう、 カメラの抜きが滅茶多い。「『みずほ』なんですよ、わたしは!」はそれなりに受けを とっていたと思う。及第点じゃないかな。頑張れ。
6.13 日本テレビ系「世界まる見え!テレビ特捜部」矢口真里 さすがにこの番組だと目まぐるしい活躍というのは無理か。 矢口お得意の例のハートくちびるを披露。反応は……苦笑レベル。 「わぁー」「すごーい」連発で、大きな声を出して大げさに拍手する役どころでしかなかったかな。 ま、声出しは基本といううことで。
6.14 やぐちひとり ガオレンジャーだった人が監督した映画の紹介。あとなんかあったっけ? いつも通り面白かった。 この番組をいつも見てる人は知ってると思うけど、七割は劇団ひとりの力なんだけどね。
6.15 日本テレビ系「ザ!世界仰天ニュース」矢口真里 可もなく不可もなく。景品の高級寿司を食べた時に、外れて食べられなかった鶴瓶が 「矢口どんな味なんや?」と尋ねた際に、矢口は「(わさびが?)飛んでる(?)」と いまいち聞き取れない台詞を言った後に、大きい声で「すごーい、おいしい〜」。 これが矢口の今の力量なんだろう。
□ ここのところ矢口が露出しているのは、元娘。としては、中澤、保田、Wといった面々が 出演した番組が中心。現時点では、保田よりも喋れているが、存在感ではWより落ちる、 というのがトータルの印象。
今のところ、バラエティでの矢口はアイドル、キレイどころといったイメージが強く、 正直いまひとつ弾けてない。 娘。時代の矢口は、ほとんどがボケの娘。たちに突っ込み、それなりに円滑にトークを 進行させていたけれど、自らのトークで局面を切り開く場面というのはあまり記憶に無い。 しかもそれは「ハロモニ。」という閉じた世界の中の出来事でしかない。 芸人や芸人レベルの話術を持つタレントを向こうに回してバラエティで生き残るには、 さらに積極的に自らをアピールする必要があるだろう。 個人的には、もう少し脱アイドルというかアイドル破壊的な動きをしたら面白いんじゃないか、 と思う。例の脱退騒動を持ちネタにするぐらいの度胸が欲しい。その点では、男問題を 笑い飛ばしたらしい「行列のできる法律相談所」は期待出来るかも。
正直この手の番組では、Wにしても、中澤にしても番組中に一回見せ場があるかないかだ。 ただ、「究極に可愛い二人組」W、「元モー娘。の姐さんリーダー」中澤といった 名刺的イメージがある人たちに比べると、現在の矢口はキャラとしてはやや弱いかも。 今の矢口は「元モー娘。で、背が小さくて、可愛くて、声も大きい」……とりあえずそこまで。 「みなさんのおかげでした」(050602放映)での、がっつきまくる若槻千夏と よそ行き笑顔をするしかない矢口との落差は強烈だった。 いずれにせよ、彼女は当分バラエティが主戦場となる。頑張れ。
■メロン小品 6.13-15 メロン記念日出演、ドラマ「アイドルはやめられない」(NHK教育「天才てれびくんMAX」) メロンはまんまアイドルグループ、メロン記念日という設定で登場。現実と違うのは、 ドラマではメロンは「人気」アイドルグループってとこだけ(笑)。みなさん、エラい お忙しかったりするし(笑)。人間転移装置みたいな機械で主人公の小学生とメロンの柴田が 入れ替わり、主人公が握手会やレコーディング、サイン書き等を一通り経験。 アイドルの過酷さを痛感して元の子供に戻って終わり。特にドラマ的な盛り上がりはなし。 ドラマのチープさがメロンにぴったり?!
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