■『モーヲタ・トークライブ無事終了しました。』■
2005年06月14日(火)
ご来場いただいたみなさん、出演者のみなさん、おつかれさまでした! 今回は13時間でした(苦笑)。
心理的、肉体的ダメージからやっと回復したので、以下ランダムに感想を記します。
・ 今回も徹夜の準備で臨むことに。なんで予定通りいかないんだろう……
・ 今回俺はあまり喋りませんでした。いつもの半分くらいかな。どこかで炎上しようかと 思ったんですが、時間が経つに連れ、どんどん醒めて/萎えていってしまいました。
・ 喋れなかった最大の原因は、今回は音楽や動画の再生も全部自分でやらなければ いけなかったので、話まで頭が回らない場面が多かったからです。これまでのみずほくんの アシストは大きかったとステージで実感しました。ノートPCを持っててVJ的な事ができる 人材を確保、育成しないといけないですね。
それなりに喋る事は決めてたし、フリーであれば多分誰よりも喋れるとは思いますが、 トークと動画操作両方はムズイっす。動画とか音楽とか演出面はそれなりに細かい事 やりたいんですけどね。有能なアシスタントがいないと難しい。とにかく疲れました。
・ もうひとつは、矢口問題という極めてシリアスな問題を中心にしたので、暴言、失言は 厳に慎まなければ、と思っていた面もあります。
・ 矢口問題に関しては、ステージ上に上がった人間でも意見は一致していません。 というかあのコーナーで喋ったなかでは、俺ひとりが違う意見なのかもしれませんが。 深夜、いや明け方頃の宇多丸さんの熱く長いメッセージの後に、感情に流されすぎないように 「自分の頭で判断してください」とコメントしたら、掟さんに睨まれてしまいました(笑)。
また、他の出演者の中には、この問題に関してはコメントしたくない、 この話題ではステージに上がらないという意見の方もいました。とにかく一枚岩ではないのです。
・ 案の定、今のモーニングが面白くない、という話に。半年前ならその話にのれたんですが、 今、僕はその話には積極的にはのれません。TV露出やシングルという点では壊滅的でしょう。 安価で幅広く届かせられる面、つまり、「対世間」という点では確かに全くXです。 駄曲が送り届けられる度に、僕はmixiでは感情的な日記を書いて来ました。 また、TVだって厳しい。石川卒業時の「うたばん」での石橋のコメント……。
しかし、今年春のモーニングのツアーをきちんと見れば、演出面を含め、彼女たちの パフォーマンスは著しく向上していると思います。ゴロッキーズにだって見るべき点は多い。 外向けの露出が上手くいってないだけだ。僕は内在的ヲタとして、その面を称揚したかった のですが、ステージ上のみなさんに話は全く通じませんでした。モーニング春ツアー、 また松浦春ツアーの長所をきちんと言祝いであげたかった。
かといって、推しメンならなんでもいい、という思考停止(的ロールプレイ)もしたくはない。 しかし、外ヅラ重視の批判一辺倒というのもきつい。僕はモーニングにどうしようもない情念を 抱えすぎてしまっている。
対世間という遠心力とヲタ向けという求心力。遠心力ではダメダメなのが自明なのだから、 僕は内向けにおいて、批評意識に支えられた明晰な言葉で、彼女たちの向上した点を 誉め讃えたかったが……叶わず。力量不足を感じます。
・ 会場と対話できたのは大きかったですね。今後は二択をせまるゲームとかしたら おもしろいかも。
・ 矢口問題に関してはこの間、複数の人から「ビバ彦が運動を組織しろ。なぜ動かないんだ?」 というようなオルグをされました。しかし、僕はトークライブという場を創る事が、 僕なりの矢口問題への誠実な対応だと思っています。 安易なヒロイズム、また、堕落したニヒリズムには絶対に与したくありません。
僕は誠実ないちヲタでありたいと思っているのです。
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