ムッキーの初老日記
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2006年07月24日(月) 青と白の時代



昨日で、楽しみに見ていた大相撲名古屋場所が終わってしまった。

前にも何度か書いたことがあるが、昔は大の相撲好きだった私。
相撲ギャルなんて言葉が青春時代に流行ったが
その遥か以前から、相撲を愛していたんだよ。

でも、敬愛してた千代の富士が引退して、若貴がキャーキャー言われ出して
なんだか「何かが終わった」気がして、見なくなってしまって早幾年。


それがまたここ1年ちょっとぐらいから、気になる力士を偶然見つけ

「わあ、この子はこれからますます伸びる!横綱張れるよ!」

なんて、通ぶった事をオッサン君に言いつつ、ちょこちょこ見るようになっていた。

それが、白鵬




モンゴル出身の、現在21歳。
私生活は全く知らないが、土俵の上では、あまり感情を表に出さず
寡黙で、闘志を内に秘めるタイプ。
土俵下で自分の取組みを待っている時の、凛とした無表情な顔が、もうたまらんのです。
内面に燃えさかる白い炎が、見えるようなのですよ。

きっと1、2年後には、朝青龍と白鵬の青と白の時代がやって来る。
そうしたら、大相撲は今よりずっとずっと面白くなる! ・・・と思っていた。

「両雄並び立たず」とは言うけれど、ことスポーツに関しては
特に相撲に関しては、東西横綱が競い合う時代こそが、より輝くと思う。

それが来場所ついに実現する!と、思ってたんだけど・・・

今場所白鵬は13勝して、千秋楽、それまで全勝の横綱朝青龍に
土をつけたのにもかかわらず、横綱昇進が見送られてしまった。

がっくりんぐ・・・。

昨日の一番は本当に今回の名古屋場所で一番の名勝負だった。
意地と意地とのぶつかり合い。
何年か前の坂本と畑山のタイトルマッチを思い出した。
(ボクシングだけれども・・・)あれに匹敵する、大一番だったと思う。

ここ何場所か、白鵬はずっと13勝2敗くらいの好成績で
先場所は朝青龍が休場だったとは言え、優勝もしてる。
今場所も横綱をやぶっての13勝。

絶対横綱だろう!との周りの予想を裏切って、今回の見送り。
私やファンはもちろん、白鵬はどれだけガックリングだったことだろう。

昔、北尾(双羽黒)を、優勝のないまま横綱にして大失敗して以来
どうも横綱昇進基準がキビシイものになってる気がする。
確かあの時も、千代の富士の一人横綱時代が長く
協会は、はやくもう一人横綱が欲しくて、確かに実力はあったけれど
心技体の「心」が全くダメだった北尾を横綱にしてしまった。
当時北尾の事も好きだった私でさえ「オイオイそれは早過ぎるだろう!」と思ったものだ。




そしてあのざま・・・。


今回もその失敗を繰り返したくないっていうのと
そんな事があるとは思いたくはないけれど、白鵬が外国人だってことで
ものすごくハードルを高く設定したよなー協会・・・と思う。

白鵬、ここでがっくりこないで、また来場所もがんばって!
15日間、綱取の重圧と戦うのは並大抵の事ではないけど
横綱になったら、それこそ毎場所すごいプレッシャーとの戦い。
もうひと場所気持ちを持続できなくては、その後も無理だ!

だからどうか、その胸に燃える白い炎を
来場所の優勝のために燃やし続けてください。

そして今度こそ、誰にも文句言わせない成績で横綱になって
「青と白の時代」を、朝青龍とともに築いてください。





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