ムッキーの初老日記
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2006年04月01日(土) 不思議な話【1】


今日から3回、ちょっと不思議な話を書きます。



先日、友人のお母様の告別式に行った時のこと。

生前、私もよくお会いして、可愛がっていただいた。
いつもニコニコ笑ってた、お花が大好きだったお母様。

葬儀場の、一番後ろの席に私は一人で座っていた。

お坊様の御経を聴きながら、生前の優しい笑顔が次々と蘇ってきて
涙が溢れて止まらなくなった。
滂沱の涙で息がつまり、前も見えず、悲しみで押しつぶされそうになった。


そのとき。

誰かが私の背中を、そうっとたたいた。
掌の小指側で、トントンとさわって、そのまま掌でそっとなでた。
特徴のある触り方だった。

あわてて振り返ったが、誰もいない。
それはそうだ、私の席は、一番後ろ。


『ムッちゃん、ほらもうそんなに泣かんで〜。
 苦しくなって頭が痛くなってしまうよぅ』


そういうお母様の声が、聞こえて来そうな、優しい掌の感触。


「おばちゃん・・・?」


私はますます涙が止まらなくなってしまった。


(後日、友人にその話をしたら、その触り方は
 お母様独特の触り方だったそうだ)



あばちゃん。
大好きだった桜が、もうすぐ咲きますよ。






+・+・+ オッサン君(PSEマークつき) +・+・+

04/01 昭和の名曲は甦って、歌い継がれて、お届けされちゃう。

03/31 頑張って描いても約700年前の壁画レベルだ。

03/30 プリンセス天功って本当はプリンセスじゃないらしいよ。

03/29 「可愛い」って言われて喜んでる大人って悲しい。

03/28 俺だったら野村監督の下では実力が出し切れないだろう。

03/27 深夜と言うとカメリアダイアモンドのCMだった世代だ。

03/26 豆大福が有れば流行りのスイーツなんか要らない。

03/25 タッチパネルをギューッと押しちゃったら初老。

03/24 おとといの晩ご飯、どれぐらい食べたかなら覚えている。


ムッキー

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