ムッキーの初老日記
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2003年11月18日(火) それでも恋は、恋。


恋には、二通りある。

ああ、あの時私は本当にいい恋をしたなぁ、・・・と思える
いつまでも心に残る、忘れたくない恋と

どうしてあんな人が好きだったのか
今となっては皆目わからない
いっそ記憶から消し去ってしまいたい!・・・そんな恋。


今、この後者の恋が、私を苦しめている。
毎晩のように「あの人」が目の前に現れては

「俺を好きだったことを、忘たとは言わせないぜ。」

とでも言いたげに、私を見つめる。

・・・・TVの向こうから。





その人の名は、田中幹保
現全日本男子バレー監督。



私が中学の頃、やはりワールドカップがあり
空前のバレーボールブームが巻き起こった。
女子は皆、男子バレーボール選手の誰かのファンだったといってもいい。

もう名前も全部は出てこないが
確か岩田、花輪、三橋などという選手が人気であった。
その中に、当時キャプテンを務めた田中ミキヤスもいた。
そして何故か私は、どの選手よりも
このミキヤスが大好きだったのだ。


彼のどこに、14歳の私は惹かれたのか?
・・・わからない。
これこそ「若気の至り」としか言いようがない。


そして、そんな事もとうに忘れていた先日。
思い出したくもない恋の亡霊が、鮮やかに甦ってしまった。


ワールドカップ2003、男子バレーが始まり
ミキヤスは監督として、再び私の前に現れた。


ミ、ミキヤス・・・!Σ( ̄□ ̄;)


髪がはげちょびれている!
顔色が土色だ!
面長にも程がある!



そして、言わなければいいものを
「私さぁ、中学の頃ミキヤスのファンだったんだよ。」
と、ついオッサン君に告白してしまったのが運の尽き。


オッサン君は、鬼の首を取ったように
ちょっとでもミキヤスが画面に映ると

「あ!ミキヤスだ!ほらほら!
お前の大好きだったミキヤスだぞー!」

と、たとえ台所にいようがトイレに入っていようが
大声で私を呼ぶ。・・・憎い。


ミキヤスの思い出は、初恋が
殿様キングスのオサムちゃんだったという事実と同じ位
私史上、5本の指に入る暗い過去である。





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◆◇039◇◆

11/18 何を見せたいが為のガラス張りなんだ、美容室。

11/17 真面目に描いても抽象画になってしまう。

11/16 ミトヨさん。三日天下。

11/15 シックスやソックスという言葉に中学生男子は敏感。

11/14 「ホテルカリフォルニア」は、なかなか歌い出さない。

11/13 あ、また山口もえを見てイライラしてしまった。

11/12 なんだかんだ言っても、ケーキは不二家。

11/11 禁煙飴が止められなくなった。

11/10 確かに可愛いけどさ、プリンセス・メグは言い過ぎでは?


ムッキー

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