ムッキーの初老日記
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昨日から明日(3日)まで、水戸では黄門まつりが開催されている。 初日の昨日は「花火大会」があり、うちの窓からも見えるので 夕飯を食べながら数個だけ堪能した。
初老になると、わざわざ出掛けようとか、最初から最後まで見物しようとか もうあまり思わなくなるものだ。 自宅の窓から食事の合間に、5,6個見られればもうごちそう様である。
そんな風に、地元の祭りにあまり関心が無い私だが 実は昔、黄門まつりの「市民カーニバル」に参加したことがある。
各企業や団体が参加して、踊りを競うものだが 私の勤めていた会社は、このカーニバルで 毎年のように優秀な成績を収めていたのだ。
常勝軍団のメンツをかけて、毎年の新入社員全員と 選りすぐりの精鋭たち、合計100人近くをカーニバルに送り込むのだ!
その年、新入社員だった私も、もちろん絶対参加だ。
毎日会社の屋上に集合させられ、炎天下の中 来る日も来る日も「黄門ばやし」や「ごきげん水戸さん」などという 地元では有名な(?)ダンスナンバーの猛特訓だ!
この歌、今でこそちょっと今風にアレンジしてあるようだが 当時は「橋幸夫」がボーカルを務めていたのだ。 それでなくとも疲れている所に、幸夫の声が益々疲れを増幅させた。
そして当日、衣装を見てびっくり仰天。 社名入りのハッピに白短パンに豆絞り! 公衆の面前にこの足をさらせと・・・!? Σ( ̄□ ̄;)あわわわ
今でもそうだが、私は当時人前に足をさらすのが どうしようもなく恥ずかしくてしょうがなかった。 いつもパンツか、はいても膝までのスカートだったのに その私に、太ももをさらせと!?
背の低い人の衣装は、浴衣に笠だ。 まだこっちのほうがマシだ。 だが私の身長は163�僉�当時としては大きい部類で どうあがいても白短パン組だった。
その後、私がどっちの衣装を着たかは言うまい。
大観衆が見守る水戸のメインストリートを ハッピと浴衣の私たちが、踊りながら歩く・・・。 草履が指にくい込み、大汗が額を流れ落ち あまりの暑さに目の前がかすむ。
「がんばれ!もう少しだ!」 私たちの脇を、上司が大団扇を扇ぎながら応援して歩く。
がんばるともよ。 ここで負けたら、あの練習の日々がすべて無駄になってしまう。 常勝軍団の意地に賭け、絶対最後まで踊り抜いて見せようじゃないか!
私たちは一糸乱れぬ見事な踊りを懸命に踊り抜き その年も見事、優勝を勝ち取った。
多分、あの一夜で「黄門まつり」に対する情熱を 全部燃やし尽くしてしまったのだろう。 その後、見物に行くことすら、今はない。
◆◇オッサン君と賢者の石◇◆
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ムッキー

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