ムッキーの初老日記
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アキレス腱が切れる音を聞いたことがあるだろうか。
本当に張り詰めた太いゴムが切れるような
バツッ!!!という大きな音。
数年前、私は右足のアキレス腱を切った。
物凄い音がして、痛みが走り、しばらく動けなかったが、
耐えられないこともなかったので、ただの捻挫だと思った。
一緒にいた友人に車を運転してもらい家に帰り
アパートの階段を自分で登った。
家に帰ってよくよく自分の足首を観察したら
普通固い筋があるはずのアキレス腱がフニョフニョしている。
友人が「これってヤバイんじゃないの。医者行った方がいいよ」
としきりに勧める。
もう夜だった為、その日の救急担当病院を調べ電話すると
すぐ来るようにとのこと。
財布と保険証だけを持ってまたアパートの階段を自力で降り、
友人の運転で病院に向かった。
病院の玄関に着くと車椅子が待っており、自分で歩けますというのに
無理やり乗せられ診察室へ。
あ、アキレス腱が切れてますね。
��(゚▽゚)うそっ!!
すぐ入院して下さい。
(゚◇゚;)まじっ!?
ムッキー入院決定の瞬間である。
私「え、あ、じゃあ、あの、用意して朝また来ます」
医者「だめだめ!歩ってはいけません、このまま即入院です。」
私「そそそんな!どひー!ヽ(@▼@;)丿 」
私は右足に添え木のようなものをぐるぐる巻きにされ、ストレッチャーに乗せられ
待合室で待っていた友人が、私の姿を見て呆然としているのを
こっちも呆然と見つめ返しながら、なすすべもなく病室に運ばれた。
お願い。
誰か嘘だと言って。
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