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妄想暴走オタク日記
「雪?」
その、聞き慣れない単語を反復したアントーニオは、舌に乗せても尚、実感の沸かない言葉の意味を考えるように数回、瞬きをした。 「そう、雪。日本は今年、近年稀に見る寒冬で、ここに来る前、大阪でも珍しく積もっとったんですよ。そう言えばアセンズでは降らへんのかな、思って。ここは今も全然暖かいし」 初めてこの国を訪れた時、時空の歪みを越えて偶然に紛れ込んだあの時と違い、今や確信的に21世紀と16世紀を行き来する直樹はふと、アセンズに四季はあるのだろうかと考えた。特にこのホープランドの森の中はいつ訪れても緑に溢れ、柔らかい温もりで直樹の心を癒す。それともそれは、環境のせいではなく、無理矢理会いに来た直樹に付き合ってくれる目の前の人のせいかも知れなかったけれど。 「雪っていうんはね、雲の中の水蒸気が結晶して地上に降る白い固まりなんやけど。気温が摂氏零度以下の大気中でしか出来へんから、主に北日本でしか見られへんねん。手に取ると体温で溶けてしまうから、持って来ることももちろん出来へん」 直樹の説明を黙って聞いたアントーニオは、その頭の中で直樹の言う現象を何とか想像しているようだった。けれど実際に見たこともなく、存在すら知らなかったものをいくら口で説明した所でリアルには伝わらなかったに違いない。百聞は一見に如かず、と昔の人はよく言ったものだと思う。そう言う意味ではアントーニオそのものが直樹にとっては「大昔の人」に当たるのだが、そんな事を言っているのではもちろんなく。 「雪が積もると地面も建物も一面が白く染まって、めっちゃ綺麗なんやで。それを銀世界、と表現するんやけど、白い雪は光に当たると反射してキラキラと光るから、それは、とても美しい光景やねん」 「一面の、白。…銀世界」 美しい白、と言われたアントーニオは、漸く具体的なイメージを思い浮かべる。それは身近にある華やかな白だった。彼が愛する父のそれは白く透き通るような、美しい白い肌。 「きっと、この世のものではない程に美しいのだろうな」 見たことはないまでもそう想像して、アントーニオは僅かに微笑んだ。摂氏零度の冷たい空気の中で手に触れた白い結晶は、その皮膚にどんな感触を与えるのだろう。 「いつか、連れて行きますよ」 それが果たして叶うことなのか、直樹には分からなかったけれど。それでもいつかこの人を21世紀に連れて行く。そして雪景色を見せてやりたいと、直樹は思った。一面に広がる銀世界を見た彼は、何と言うだろうか。どう思うだろうか。目に刺さるほどの眩い白を、何者にも替え難く美しいと愛でるだろうか。 それとも、と直樹は思う。 それともやはり、そうまで美しい雪よりも、同じ血を分け与えられた父の麗しい肌が、その艶やかな銀髪の方が、よほど尊く神聖だと思うのだろうか。彼の心を捕らえて離さないのだろうか。 それでもいい、と直樹は思った。 「いつか。必ず」 それは直樹の決心にも近かったかも知れない。静かに美しく降りしきる雪が、優しくアントーニオの肩に落ちればいい。その光景を見たいと思った。 対するアントーニオは答えることがなかったけれど、言葉の代わりに直樹を見た。栗色の髪の間から、今はもう柔和な瞳がゆらゆらと揺れる。濡れた黒眼だけで雄弁に微笑ったアントーニオが、ひどく愛おしいと思った。
▼3:32
東の日記に萌えたのでこんなん出ましたーという、久々魔夏小話でした。
何かオチはもっと違うようになる筈だった気がするんですが…まぁいいや。アントーニオの瞳について、いつもこうじゃない、ああでもないと試行錯誤を(これでも)しているんですが、要するにわたしが描きたいのは最後、マーガレットに独白をするアントーニオの穏やかな目線なのでした。しかしなかなかどうして難しい。あとはいかに父クインスを美しく表現するかに尽きるのですが(笑)お耽美な語彙には限界があります…ハーレクインでも読んで勉強するか!
ちなみに直樹は勝手にいつの間にかあっちとこっちを自由に行き来出来るようになっていたとか、物語のメッセージ無視の展開にしてみましたが(笑)あっちからは来れてもこっちからは行けない、とか。そうでなくともクインスやクローディオの許可が絶対的に必要だろうし、直樹は案外本気で言うんだけど、そう言ってみればアントーニオは薄く笑うけども、まるで冗談にしか思っていないんだろうなぁという。だってクローディオに生涯を捧げるアントーニオは、自分一人のものではありえないのでしょう。それを枷だとは思わないけど、むしろ甘美な束縛だと思えます。必要として必要とされるって幸福なことだと思うんだけど。この辺がちょっと昴雛とデジャブ。
さて。早いんだか遅いんだか(いや確実に遅いだろう)の話題ですが、兄貴の衝撃代役決定。 と、いうか何故か兄貴は今年も衝撃に出るだろうイメージがあったので、むしろ驚きは少なかったかなぁ。翼の怪我がなければ回って来なかったどうかすら分かんないし、勿論ラッキーとも言えない、だから結局当たり前のように受け入れるだけという。連投で大変だとは思うけど去年を経験した兄貴は確実に出来るだろうから、心配という次元でもないし。とにかく衝撃という大舞台で、チャンスには違いないんだから、しっかり仕事をしてきて欲しいなと思います。大成したようでいまだムラはあるから、去年の評価を下げることにはなりませんように。相変わらず見には行けないので(本当に衝撃には縁がないなー)遠く見守るのみですが。
何か年寄りくさいこと書いてるなー。次。
思い立ったら吉日、でちょっと前から替えたいと思っていた携帯を替えて来ました。 P902i…また相方さんとオソロですなぁ(笑)。前回はシルバーで飽きたので今回はブラック。にしたんだけどこっちのが飽きが早そうで若干不安です。Pは折角のカスタムジャケットなのに機種毎の互換性がないので、今までのジャケットが使えず今はまだノーマル仕様。まだ割と出たてなのであんまり売ってもいないしなー。仕方がないので正規品を買おう、と思ったら欲しいのはどれも欠品してました。みんな思考回路は似てるんですなぁ。ちなみにアクアブルーと唐草。そういえばドコモダケのジャケットもあるらしくて、くれたりしないかとワクワクしていたんですが何も貰えませんでした(笑)。あれって言わなきゃくれないのかしら!ねだるのもちょっとなー、とか、それで奥買いしようとしている自分は随分と負け犬くさいじゃないですか。そして公式サイトをもりもり見ていてすっかりドコモダケソングが頭から離れないわたしは更に相当負けた感(笑)
機種変して何が一番面倒って、辞書登録のやり直しが面倒なんですよねー。でも、やっておかないと延々面倒なのでせっせと登録。顔文字と記号が主なんだけど、信五と侯隆もさっさと登録(笑)…信五はともかく侯隆は滅多に使わないんだけどねぇ。あとはメーカーが同じなので、取説なしでもいけるでしょ、と思っていたら地味にマイナーチェンジしてやがる…特に濁点変換が右から左に変わっていてよく打ち間違えるのがイラッとします。あとはクリアの位置も変わってるしなー。でもまぁ、それぐらいかな?液晶も綺麗だし3Dも満喫中。そうそう、今度からメール着信にも着うたが使えるようになったので浮かれて東は横雛人魚に設定してやったわ(笑)!ちなみに南は明日@大山田にしてみたのでメール下さい(ぇ)←聞きたいから。あとこはくさんにはプリンでも仕入れておく?
そうそうあと、iチャンネルとかいうのを勧められて面白そうだったのでとりあえずつけてみたんだけどテロップが結構邪魔なので一ヶ月もたないに違いないです(笑)。ニュースとか見れていいんだけど、携帯をよく開く人は同じものを何度も見ることになるのでうざさの方が勝りがちかも知れない。相方もつけてそうだけどどぅよ(笑)?あとは902はグラフィックがいいから電池の減りが早いですよ、と言われたのでとっととバッテリの替えを買ったんですが、今日一日もりもりいじったけど結構もちました。だから東もバッテリを替えたらいいと思うよ…あなたは使いすぎとはいえ、30分しかもたないってありえない(笑)
本当は昨日(土曜日)は休みだったんですが、職場のパートさんが二人まとめてダウンしてしまったので、急遽出勤になりました。のでただ今絶賛連勤ちう…25日まで休みなしだっつーの。でもいいんだ!来週は久々の��・連・休!だから!と自分を励ましてみても、どう考えても会社に行くのに飽きています。そして日を追うごとに眠気が増している気がするのは気のせいか…いや、こんな時間までキー打ってるから悪いんですけど。寝ます。おやすみなさい。
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