妄想暴走オタク日記


2005年05月28日(土) 平成レイニーブルース。☆

 商談を終えて窓を見ると、雨がぱらついていた。相手先で傘を借りて外に出る。透明のビニール傘には止まることなく雨粒が落ち、そのたびにぱらぱらと乾いた音を立てる。
 ビルを出て、夜の街を人気のない方へと進む。今日はこれ以上の打ち合わせの類いは入っていなかったし、予定も入っていなかったので―――まぁ、仕事以外で個人的に人と会う予定なんて、ここ数ヶ月ずっと入れたことがなかったのだけれど。
 傘は差していたものの、小さなビニール傘から落ちた水滴がヨコヤマの肩を濡らした。そうしている間にも、雨足はどんどんとひどくなっていく。もはや叩きつけるような雨はいつから降り出したのだろう、建物の中にいたからはっきりとは分からなかったけれど、視界全体がすっかり濡れて、地面にはいくつも出来た水溜りが夜目に見えた。
 ばしゃん、と水音がして、今見ていたはずの水溜りに足を踏み入れる。ぼんやりと見下ろした視線の先で、嵌った右足が水に濡れていた。下ろしたての革靴も、スーツの裾にも。
 咄嗟に、折角借りた傘を捨てたのは無意識だったかも知れない。
 傘を差していた右手を下ろし、その柄から指先が離れる。雨の勢いで舞った風が、小さなビニール傘を飛ばしていく。身ひとつになって、ヨコヤマは雨に打たれた。
 「……なぁ、何でなん」
 ぽつり、と漏れた声を聞き咎める人はいない。それとももういない人に向かって、聞いて欲しくて呟いたのだろうか。
 雨はますます酷くなる。降り止まない雨がヨコヤマの全身を濡らした。ベったりと張り付いた前髪を両手でかきあげる。そうしながら顎を上げて、雨空を仰いだ。
 「おまえまで、俺を責めるんか」
 答えが返ることなく、雨粒はヨコヤマの頬に、額に落ちてくる。
 映画プロデューサーとしての自分のやり方が、間違っていることは分かっていた。けれどもはや愛だ正義だと偽善的に生きることはヨコヤマはする気はなかったし、どちらかというと、出来なかったのかも知れない。だってこの世の中の、一体どこに救いがある?
 本当は、生きることでさえ辛いのに。
 「そうやって、おまえも俺を責めるんか。おまえにまで見捨てられたら俺はどうしたらええねん」
 それでも、生きていかなければならない。それがこれほど辛いだなんて、ヨコヤマは知らなかった。失ったものがあまりに大きかっただなんて。その、喪い方も。
 だからヨコヤマはたぶん、世の中に復讐をしたいのだと思う。それを彼が望まないことは、分かっていても。
 「なぁヒナ……、ヒナ」
 何度も前髪をかきあげて。打ちつける雨に混じって、ヨコヤマの頬を水滴が伝う。肩を上下させて、しゃくりあげるように呼吸した口にも、流れ込んでいく。

 それが雨なのか涙なのかは、夜空だけが知っていた。


▼13:28


レイニーの新しいPVがあんまり萌えだったのでこんなん出ました(笑)

ちょっともぅ〜弱い、弱いです!雨に濡れる面萌え!ちょっと一昔前的な匂いはするんですが(笑)まぁそこはそれ、だって亭竹だもん!的なね!むしろそんな時代錯誤感が関�┐痢�亭竹の魅力かもとかそんなことはさておき。

レイニーブルースというからには雨の中という設定で。最初は傘を差して佇むところから、最後大雨に打たれてずぶ濡れになるところまで、その濡れ方が�┸有┸Г任箸�めきvvそれだけで�┐弔留�話が書けそうです(笑)。基本的に失った恋(愛)の歌だから、誰かを思うそれぞれ、ということでそれこそ雛さんだったら夏嵐の康平だろうし、兄貴は真澄かなぁ?亡くしてはないけど失ったことは確かだし。でもレイニーの兄貴は誰でもない兄貴として確立している感じはするんですけどね。兄貴はとにかく男前で、アップも多いし、伏し目加減で雨に濡れる様なんかもぅ、それだけで落ちそうな勢いなんですが。あとは大倉も色気あって、前から思ってたんだけど大倉さんは仄かに匂い立つような色気がありますよね。艶かしい?ちょっと違うかな〜あからさまじゃないんだけど、ぞわ、と下からクるような。傘を差して、落ちた前髪の間からちら、と目線を合わせてくるのとか好きで、ヤラレタと思いました。あとは安田。号泣感が出ていてその辺、ちょっとタイムリーに安雛…(笑)…いやいや。この辺は今語りだすと止まらないので割愛。

そして一番ガツンとキたのは横ちょなんですよね!
何がどう、というよりとにかくラストの水もしたたる男前にやられました…!意識してやったのかどうかは分からないけど、前髪をかきあげながら、大雨の中で口がぱく、と開閉した一瞬の映像がそれはもぅ萌え滾りまして(笑)!そのアンニュイな感じがこれはあれだ、ドリボのヨコヤマだ、と飛躍したのが上です。ちょっと当たらずとも遠からじな感じで。

雛さんは。可もなく不可もなくな感じなんですが、やはり大雨に打たれるカットで、両手を広げて雨に濡れちゃってる様が、それはもぅイメージ通りっていうか、正直昔そんなの書いたな…とか、思わず振り返ってみたりしてしまいました。倉雛だったんですけど、大雨の中、酔狂にもわざわざ濡れてしまう雛さんを、傘を差した大倉が苦笑いして見てるようなイメージ。まぁちょっとその辺がドンピシャで映像的にもかなり萌えたので満足です。おかげでリピが止まりません(笑)



さて。本日休日。
休みが減ったせいか、最近休みに家にいるのが勿体ないと思うようになりまして、とりあえず着替えて化粧して出かけてきます。人と会うより、今はひとり遊びが楽しいとかそんな感じ。や、語りたい気分もまんまんあるんですけどね!待ち合わせは楽しいと億劫が交錯する面倒な性格です。前回はひとり映画を楽しんだんですが(真下正義を見てきました。寺島さんRABU!)今日はひとりカフェかな〜。ともあれ一旦送信。



MAIL |HomePage
DiaryINDEX|past|will