妄想暴走オタク日記


2003年02月20日(木) やわらかい檻。☆

■2:34


今日は微妙に頭痛がしまして…結局飯三は書けませんでした。
うーん話自体は考えてたんだけどなあ。インフルエンザで寝込む飯島と、遅ればせのチョコを持って飯島宅に来る三村の話。14日−19日=5日分の日数が三村らしいかなあとか。いろいろこじつけて取り繕って、でも結局のところは飯島に会いたかったらしい三村をね。久々の飯三は気がつけば、いつにもまして随分なラブっぷりだった模様。チョコ嫌いな飯島も風邪で舌が麻痺して味もわからないというわな。まそんな今年の2・19だったわけですが。

今日は中華飯店も半分夢うつつで見(後半覚醒)、そのあとまた寝てしまい、やっぱり夢うつつで見たJ3。
大ヒナで目が覚めました。(うわっ)

大ヒナ…ていうか、普通に最近交流っぷりが良好な大ヒナ。あの反応薄な親分と写メールで遊ぼうなんて思うのあなただけよ村上さん…。そんでおとなしくカメラに向かって笛を吹く親分(吹いているためもちろん無言上目遣い)がまたツボ!こんなに毎週親分にツボっていたらいつか落ちてしまうってば。大ヒナに落ちてしまうってば。しかしそんな私の期待(え)を払拭したのが亮ちゃん、てか亮ヒナ…写メールな大ヒナを見つめる亮→ヒナ!いやマジなんでいるのあなたが、そこに!しかも座ってるから上目遣い…それだけのことではあるんですが、普通にキましたよ!亮ヒナキましたよ!あ〜…どこなの横山…(うわ言)。にゃんまげとラブってる場合じゃなくってよ。

それにしたって内のダメっぷりには、夜中に一人自室で声に出して笑うほど…あのプレッシャーへの弱さは役者としてマズくないか。それともヒナがいたから余計プレッシャーだったのか。それともヨコの前でプレッシャーだっ(以下同文)。それを半歩後ろ(立ち位置)で心配そうに見守るヒナがまた萌えで。なんかねえ、内ヒナというよりは普通に弟か犬(笑)を心配する兄か飼い主(笑)って感じ?内ヒナ的にあれでいいのか…年下攻めは好きだしわんこ攻めも好きだけど、あまりにヘタレな攻めはちょっとなあ。特に村上さんには。そういう意味では親分は合格!てか、信長が普通にツボりました。着込んだ鎧が重そうでまたツボ。兜、むしろピンポイントで組み紐萌えでした。棒読みではありましたがソツなく台詞をこなしていたのもまたツボでしたよ。親分は基本的に、反応が薄いだけで与えられたことは普通にこなすし、たまに失敗も素ボケもするけどそれがまた味だし。いいキャラだと思うんだけどね。ヒナやヨコの腕によって、いくらでも面白くなるんじゃないかな。しかし猫ほどプライドはないけど犬ほどの愛嬌はない感じ。ペットとしてはどうかなと。

今日ふと大ヒナでペットネタはどうだろう、と思いついて、うっかり萌えてしまいました。私的にあながち悪くないキャスティングだと思うんだけどな〜。ダンス以外のことに執着がない親分がヒナに拾われる話…。親分はなにもかもに無頓着なのでなにかにつけ反応薄なんだけど、ヒナも別に、愛玩用でもないし分かりやすい主従関係も求めてないので基本的に放し飼いで。ただ家に帰ればいるっていう。出て行こうと思えばいつでも出て行けるんだけど、今日も帰ればいるっていう。それで今日あったことを話して聞かせて、毎日少しずつ溜まるモヤモヤも取り出して、ま基本的に反応は薄いんだけど、それでも確かに返って来る相槌に救われるっていう。そういう淡々と柔らかい空気をねえ…イメージかつ練ってたんだけど。

帰りに原作を買って買えってとりあえず読んでみたら、全然(でもないけど)違ったよママン。
基本的にペットの性格が思ったより明るかった…思った以上に犬だった。きっと私は、松本のイメージだったんだなあ。一緒に来る?って言われて、黙ってついてくるような。したら違うねん、普通にダンボールに入って放置されてるねん。本当に捨て犬やねん(笑)。そんでイメージ先行で、拾ったはいいけど世間的にはどうなんだろうとかどういう背景なんだろうとか考えてたことは全てコミカルに説明付けがされ。そうかそうか…でも性格が違うからこのへんは使えないな、大ヒナ(使うつもりやったんかい)。なんかねえむしろ「モモ」ちゃんは、内かすばるって感じだったかなあ。あの頭の悪さは内かなあと思うし、愛玩具合はすばるかなあとも思う。でも微妙な繊細さは二宮っぽいかも…松本はハマリ役かなと思うけど、あのコミカルさをどう出すのかが楽しみかつ怖いかなあ。ちょっとオトコくさすぎる気もするけどなあ。モモちゃんはもう少しフェミニンなイメージ。小雪もなー。私の嗜好で若干目が曇ってるとはいえ、スミレちゃんは小雪じゃないだろーブーブー。なら誰がいいんだろう?と考えて、思いつかなかったんですけどねえ。パッキリした美人だけど人間味のある人…咄嗟に松嶋さんを思い浮かべたんですけど、今やってる役と被っちゃうのかなあ、ドラマ見てないので分かりませんが。でも松嶋さんはちょっと、上品すぎるのかな。しかし小雪なー…小雪。ブツブツ。

話が逸れたよ。そんな大ヒナをね、仕方がないので最初の間違ったイメージのまま行ってやろうかなと。書いてやろうかなと。発想が貧困なので、出会いは雨の日で、アパート(マンションではなく(笑))の前に座り込んでる親分を目に止めるヒナなわけです。


 その日は朝から一日、雨が降っていて。目の前のコイツが一体いつからここにいたのかは知らないけれど。雨の中、道端に座り込んだまま動こうとしない酔狂な人間に、進んで関わらずに通り過ぎようとした足がつい、止まってしまった。
 「ジブン、何してるん?」
 年は自分よりふたつみっつくらい下だろうか。植え込みに座り込んでいたその青年(少年?)は、顔を上げて村上を見上げた。
 「…別に」
 「こんなとこいつまでもおったら風邪引いてまうよ。傘ないんやったらこれ、あげるわ」
 つい先ほど駅の売店で買った500円傘を差し出す。今朝、自宅から持ち出した傘を買い物をしている間に盗まれてしまって、仕方なく買ったものだった。あれ、気に入ってたのにな。今この場では関係ないことを村上は思った。
 「いらん」
 短くそれだけ言って、黙り込んだ。ぶっきらぼうではあるけれど、いやな感じはしない。見たところ自暴自棄になってるわけでもなさそうだった。ただそこにいるだけ。そんな風に、彼はそこに座っていた。
 「でもなあ…こんなとこずっとおられても困るし、生き倒れられても夢見悪いし」
 行くとこないん?聞いた言葉に小さく頷く。
 「それやったら」
 今思うと、そのときどうしてそうしようと思ったのか。
 「うち来るか?ここよりはマシやろ」
 言って差しかけた傘に、かすかにまた頷いて、入り込んできた。



・・・思いつきで書いた割には結構マジ入ってませんか松下さん。



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