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■20:08 大晦日にTVで先輩のコンサートを見ながら迎える年越しって正直どうやの。寂しい話やで、思いながら確実に過ぎった顔があったけど、それには気付かなかった振りをした。会いたい人はいるし会える場所にもいる。だけど会おうとは言われなかったしそんな馴れ合いは自分達らしくない気がして。会いたいのを我慢するのは体に悪いよって、言うたんはタッキーやったかな。その通りやけどもうあと数分で新年が明ける今、そんなことを言ったところで。そのタッキーは目の前のTVの中で笑ってた。肝心な時に側にはいてくれへんねんな。一方的にやつあたりしたところで答えが返る訳でもなく。蕎麦でも食うか、と立ち上がったタイミングで携帯が鳴り出した。こんな時間に誰だろう、と着信表示を確認する動きが止まる。 …こうゆうの、テレパシーって言うんやろうか。 「…ヨコ?」 『こんな時間に悪い、起きとったか?』 「起きてたけど…」 どないしたん、こんな時間に。疑問は希望に変わっていく。 『2日のラジオの入りって何時やったっけ』 「いつもと一緒や」 『そやったか』 「うん。…それだけで電話してきたん?」 『やってマネージャーさん捕まらんし』 ぼそりと言ったヨコの声が、子供みたいで。思わず笑ったら、『笑うなや、アホ』って怒られた。 「うん、ごめん」言いながら見やったTV画面では、先輩達がカウントダウンを始めていた。2002年が終わっていく。あと数秒。 「なあ、ヨコ。今年も一年ありが」 言いかけた瞬間、年が明けた。アハッピーニューイヤー。TVの音声に混じって『あけましておめでとう』、ぶっきらぼうなヨコの声が聞こえた。 『今年もよろしく』 「…こちらこそよろしく」 その声があまりに待ち構えたようだったので。聞かないし、答えないだろうと思うけど。こんなおあつらえ向きのタイミングで接触を図ってきた、ヨコらしくない優しさと心配りが嬉しくて、また少し笑った。 『やからさっきからなにを笑っとんねん』 やっぱり怒り口調のヨコの声も、少し弾んで聞こえて。 新しい年の一番初めに聞いたのが大好きな人の声だったことに、心の底から感謝した。 今年一年も幸せでありますように。 いまなんとなく正月ポエム、と考えて内ヒナを思い浮かべたあたしはどうなのと思った。 内くんがさー初詣行きましょうよ!とかそんな電話をかけて「アホか、俺いま東京におんねんで」「大丈夫ですよ」「なにが大丈夫やねん」「俺がそっちに行きますから」「アホなこと言いなや」「アホちゃいますよ、本気です」「…」「ていうかもう来ちゃってるんですよね」「え?」「待ってますから」「え?」みたいな強引なお子様はどうかと…内くんなら天然気味にやってしまいそうだ。ついでに雷おこしでも食って帰る内くん…浅草かよみたいな。赤亀あたりにバッタリとか…ないか。ないよな。ハハハ。 なんとなくふと思いつきで去年の元旦の日記などを読んでみたんですが、年明けについて語っておりました。藤渋三と飯三の年明けを。そういえば今日は藤代の誕生日だ。おめ! で去年語ってた飯三年越しがいま読んでも一切訂正がなくそう思って、その事実があまりに面白かったので甜菜してみます。あたしの飯三感って、自分の中でちょっともう悟っちゃってるのかな。そういうのはすごく嬉しい。ちょっと今ポエムとかは書けないけど、語りたくなってきちゃった。しかも誰かと語りたい(笑)。誰かって、数限られてるんじゃん。 飯三はなあ。アレコレ考えるまでもなく一緒にいそうだもんなあ。どこでもいいけどあんまり派手じゃないところで、カウントダウンじゃなく年度をまたがって初詣かな。神社で年越し。神様を信じてないくせに初詣には行くあたりが飯三らしい気がする。だってそんなのただのダシもだもんさ。一緒にいる口実だもんさ。それで二人して俺らってバカみてえじゃん?とかゆってんだよきっと。うちの飯三さんたちはわりとイベントごとに一緒にいる感じです。なんでだかそゆ時期になると気がつけばお互いフリーなんですね(笑)。それでしょーがないからオマエと遊ぶみたいなノリで一緒にいるってゆう。そうゆうクリスマスSSを書こうとしてましたよ。そうゆう風に理由をつけて一緒にいたい飯三をね。え、書かなくてよかった?そうですか。 さー嵐コンの手配でも始めるか。 ■■22:14 筋肉番付を見ながら、なぜか青ちんに内ヒナを語って聞かせたりしてなにしてるんだかっていう。 そしてレポをUPしながらうっかり知って愕然としたんだけど、内くん28日に東京入りしてるってマジですか。なんのために…いや初詣ドリー夢が現実味を…帯びられても困るんだってば!28日ったらヨコが東京入りした日と一緒だなあ…なんか意味あるのかなあ(ねえよ)。っつかいま内くんドラマ撮りだし、普通に東京にいるんだよね。友達いないからってヒナをゴハンに誘ったりしないかな!普通に赤西とか地味とかいるのに「あ、俺予定あんねん」なんちていけしゃあしゃあと断っておいて速攻電話「あ、村上くん?時間あったらメシ付き合って貰えませんか。こっちに知り合いおれへんから寂しくて」みたいな。聞こえた西地味オイオイだわさ。しかし彼に悪気はないのです。計算でもなく天然まっしぐら、だから横山さんも困りものなのですな。対処に困るという。なによりヒナが内くんに大甘だというわな。いま内くんを鬱くんと打ってしまい、そんな自分が鬱でした。
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