ナースなみのむし
ナースとしての仕事、
それも私のこだわっているひとつのこと…。
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2002年11月09日(土) 体が痛い

昨日は、しんどかった。
ストレスが多い手術3連発。
こんなはずじゃなかったって感じ。
日勤帯はまだいい。

16時に入室した、皮殻部出血の患者さん。
開頭手術がはじまったころ
外来に外傷の患者さんが運ばれているとの情報が伝わってきた。
何やらわけありらしい。
高所から転落したため大腿骨の開放性骨折とのこと。
緊急で必要な器械を業者に持ってきてもらい準備が進められる。
急いで手術をはじめたいらしいが
すでにはじまっている予定の手術が終らないことには
入室を受けられない状況だった。

脳外科の介助をしながら
これは…今日は帰れないなあと覚悟を決めた。
そんなとき
後輩が「長くなりそうだから少し休んでください」と
うれしいことをいってくれた。

他の部所の人たちは知らない人も多い。
私たちは日勤であっても
手術の状況によっては
12時間労働なんてざらにある。
もちろん24時間労働だって…。
日勤・凖夜・深夜を立ちっぱなしでこなすこともあるんだ。

それを知ってか知らずか
「当直って夜寝られるんでしょ、楽でいいね」
と、平然といわれる方もいる。
寝れる分けないじゃん!
日勤帯の手術のかたずけをして
いろんな記録まとめて
掃除して
朝は早くからその日の手術の準備して
手術がなくてもみんなほとんど寝ていない。
それに当直といっても日勤をした後の当直。
しんどいんだよ(T_T)

まあそんなわけで
昨日、私は拘束だったんで
ずっと居残らなければならない羽目になっていたのだ。
昼休憩の後は休む間もなくぶっ通しで手術につかなくてはいけなかった。
だから「休んできて」といってくれたことは
ホントにうれしかった。

15分ほど座って現場にでた。
そうこうしていたら、手術室中に響き渡る悲鳴が聞こえてきた。
外傷の患者さんが入室してきた。
脳外科は落ち着いていたので
勉強のために一緒についていた後輩を残し
手伝いにいった。
中学生らしい。小柄な少年が苦痛に顔をゆがめていた。
医師が牽引している足からは、大量の出血。
皮膚が大きくめくれているのが目に入った。
シャーカッセンにかかっているレントゲン写真を見ても
整復が難しそうなことが一目瞭然。

麻酔がかかって術前準備が少し落ち着いたところで
取り合えずもとの持ち場に戻った。

脳外科が終っても、外傷の手術はまだやっていた。
かたずけをしながら外傷の手伝いをして
何とか無事その手術も終り
その中学生はサブICUへ退出していった。
ふと、この子はこの後どんな人生を送るんだろうと思った。

そんな気持ちになったのもつかの間
現実は…
見事に散乱し荒れ果てた手術室。
どこからどう片づけていいのか
もう疲れ果て血液だらけの床を無言のまま黙々と拭いた。
他のスタッフも同じ。
とりあえずすべてのかたずけを終えたときは
へたってしまった。

帰るとき、凖夜の人たちと一緒になった。
タクシーで帰る彼女達を横目に
さむーい中、自転車をこいで家にむかった。

ということで
昨日のハードな仕事がたたっているのか
今日は体が痛い。
なんか、年を感じる今日この頃…(+_+)


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みのむし