ナースなみのむし
ナースとしての仕事、
それも私のこだわっているひとつのこと…。
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2002年04月29日(月) 100%の安全

今日、大阪からののぞみに乗っていると
「ペースメーカーヘの影響の可能性もあるので
携帯電話はデッキでお願いします。
また、あらかじめマナーモードにしてください。」
と、いつものよくあるアナウンスが流れた。

いつも聞きなれたアナウンスなのに
今日はちょっとひっかかった。
ペースメーカーへの影響を危惧するなら
マナーモードうんぬんではなく
電源切らなくちゃいけないんじゃないの…?
でも、車両に座っている大勢の人のなかで
いったい何人の人が電源を切ることに同意するのだろう?

最近、医療事故のニュースをよく眼にする。
確かに最近、ナ〜ンでこんなことになるの!
と、耳を疑いたくなるような
ニュースも多い。
それでも
医療に携わるものが
ミスをするなんて
そんなこと考えられない…的なことを
安易にいっているのを聞くと
???、あんまり同意をしたくない。

ミスがないように最大限の努力をしている。
考えられるだけの対応はしている。
思いつくだけのリスクはすべて回避している。
100%の安全を目指して…
それでも、事故は起きる。

それなのに、
ペースメーカーへの影響を危惧しつつも
電源を切ることを徹底せず
多くの人々も
電源を切ることで
ペースメーカーへの影響を100%回避できるであろうに
それをしない。

これが、もし自らの手術の時の器械に影響があるかもしれない
それが自らの命を脅かすことになるかもしれないと
感じれば
何はおいても電源を切るであろう。
たいていの人は………。

いま、電車の中で
携帯電話の電源を切らなくても誰も責めないが
もしこれが手術室で
危険を予測しながらも見過ごしていたとしたら
責められるだけではすまない。

人間って、つくづく勝手だなあとふと思った。


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