| 2002年01月20日(日) |
願いむなしく…出動!今日は脊椎骨折 |
昨日、と言うより正確には今日の夜中の1時のこと。
この時間まで呼ばれなかったら 今日はもう朝まで安泰かな… そろそろシャワー浴びて寝よーっと、立ち上がった。
そこに、電話の音が………。 嫌々受話器を取ると、やっぱりオペ室からの呼び出し。 長くなりそうな予感、きっと朝まで帰れないなあ。
とりあえず歯磨きして顔洗ってタクシー呼んだ。 今日は他のマンションと間違えずすぐ来てくれるかしら? とにかくすぐに出動!!
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16:30 やっと目が覚めた。 でもまだ頭は働いていない。 足は痛いし、腰は痛いし、手はいたい。 手袋のパウダーで荒れるのよね…ふううう(-_-;)
夜中に、タクシー呼んで(今回はすぐに来てくれた) オペ室にたどりついたのは、1:30。 余談だけど、途中街中で楽しそうに声あげている人たち見て 「お願いだからケガしないでよお〜」 病院は飲み屋のある中心地にあるので こけた、殴られた、刺された、おまけに撃たれたなんてのもいらっしゃいます。
話を戻して、着いたとき救急外来は静かでした。 ここでまた余談。 いつも思うんだけど、夜中に呼びだされたときはスッピン状態だから みのむしは相当顔色悪い。 多分、救急外来に座って待ってる人たちより、顔色悪い。 見ただけじゃ、みのむしの方が患者っぽいかも(^_^;)
そして、オペ室に…。 患者の入室はまだだった。 まだ器械の準備の途中。 固定の材料、夜中なので業者に準備してもらうことが出来ない。 したがって、最近使っていない病院にある固定材料を準備。 これがまた、10年以上つかっていないから、どうやるんだっけ?って感じ。 (くれぐれも誤解のないようにいっときますが、別に使えない在庫品を無理矢理つかったわけではないですよ…)
それから、患者さんの入室を待っていた… けれど、準備がまだ、ムンテラがまだとか結局一時間以上待たされた。 こんなんじゃ朝になっちゃうよ。 麻酔医もちょっとむっとしていた。
結局、3:00過ぎに入室。 患者さんは、胸椎の脱臼骨折。 作業中、ミキサー車に身体を巻き込まれて受傷したらしい。 レントゲンを見たら、やっぱり見事にずれていた。 モニターをつけながら、状態をチェック。 所々、擦過創はあるけれど縫合は必要なさそう。 患者さんは、ストレッチャーがちょっとでも振動するたびに苦痛な表情になる。 皮膚がじとっとしている。 砂のようなものがついているから麻酔がかかったらきれいにしなくては…。
などとやってる間には、麻酔がかかって 今度は患者さんの身体をひっくり返して、特殊な準備をした手術台の上に移動する。 背中の方にも、すったようになっているところがある。 背骨はぐにゃっと曲がっているのが分かる。
よく見ると肛門の近くもきれている。 ここは後で処置しないといけないだろう。 とりあえず、まずは脊椎の方の手術。 胸椎から腰椎にかけて大きく傷を開き ワイヤー9本と、ロッド(金属の棒)2本で脊椎を固定していく。 7:00ちょっと前に終った。
肛門のところの傷をどうするか医師に声をかけて見てもらう。 肛門の入り口の方にかかっているように見えるので 外科の医師に来てもらう。 とりあえず、皮下までしかいっていなかったので そのまま縫合するだけで済んだ。 よかった、みのむしこれ以上何かするほどの体力が…ない。
うつぶせの状態での長時間の手術だったけれど 何とか終って患者さんは病棟へ…。
でも、残された看護婦は例のごとくシーツやゴミが散乱した 手術室にとりのこされ 疲れた身体にむち打ちながら 部屋の掃除や器械の洗浄などなど…。 ずっと立っていると 足の裏が痛くなるんです。 もう半分やけくそのように、器械を洗って掃除をして… そしたら、今日の当直者がやって来た。 だいたいのとこはかたずいたんで、あとはお願い(-_-;)
9:00、日曜日バスがすぐ来るかどうか分からないし ぼろぼろの顔でバス停まで行く勇気がない。 一刻も早く帰って寝たかったし、タクシーに乗り込む。
乗り込んで気がついた。 財布に5000円札しかなかった。 まあ、朝だからおつりもまだあるかと期待した。 640円だった。 マンションの前について札を出すと 「うううん、おつりがないんだよね」と言われた。 何でそれくらいそろえておかないのよっとちょっとムッとしたんだけど (疲れているから(^_^;)) おじさんは、「今度でいいよ、また乗ることあるでしょ」って…。 いい人だあ!!! いい人だから、ほんとはすぐに部屋に戻りたかったんだけど 近所のローソン行って、なんか買ってきます…と、思わず言ってしまった。
ローソンの前でお金払って 帰りは一人でとぼとぼ、とたんに疲れが大波のように押し寄せてきた。 こんなことならバス乗ればよかったかな…と思ったところに バスがみのむしの横を通っていった。
いい天気なのに…。 とりあえず洗濯機回して その間に、シャワーを浴びた。 髪を洗いながらいったん目をつぶると すごい努力をしないと次目が開けられない。
お昼前に、ベッドに潜り込み そのままウトウト。 寝たいけれど、緊急手術の後って疲れすぎてすぐには眠れないのだ。 それでも、そのうち記憶がなくなり次に目が覚めたのは14:00。 でも、金縛り状態で動けずまた寝た。 次に目が覚めたら、なんか薄暗い。 えええっ、今何時? 16:30だった。 雨が降り始めていていた。 だから暗かったんだ。
結局、せっかくの休日も何も出来ずに終ってしまった。 つら〜い(>_<)
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さっき見たニュース。 「死亡宣告後、20分後に蘇生」 そんな人もいるのねえ。 身体が冷えていたから仮死状態になっていたらしく 身体が温まって蘇生した、おまけに元気に退院。 長生きするのかなあ、こういう人って。
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