雑記帳

2006年12月29日(金)

ぼく、ドラえもんでした。 涙と笑いの26年うちあけ話
大山のぶ代・著/ 小学館・刊/ 1500円/ ISBN4-09-387654-1

大山さんはじめ、ドラえもんの主要キャラの(声優の)方々は、とても子どものことに心を砕いていたんだと改めて感じ入りました。それから大山さん自身いじめにあったことがあって、克服されて、そのことが役者と言う職業にもつながっている。
いじめって、被害者本人の回復まで本当に長い長い時間が必要。そこが、ポンと答えを求めたがる今の子どもには耐えられないかな……語彙が乏しいこともあって、すぐに『死にたい』と言う言葉を使ってしまう、とも先日の新聞で読んだ(本読め>娘)。でも、回復した人は皆、すごく輝いてる。魅力的な人間になってる。人生80年。いじめなんて、続いて2〜3年のこと。クラス替えなどで面子が変わるとあっけなく終わってしまうことも多いんだから。だから、耐え忍ぶのもよし、大山さんのように欠点を却って前面に出してひっくり返すもよし。どちらにしても、ちょい踏ん張り時と思ってほしい。
あと、P250より先人の言葉として。

腰を軽く、さっと立って用事して、端ハタの人を楽ラクにしてあげる。これが本当の働く、ハタラクっていうんだよ。
労働って、もともと人のためにすることなのですね。

最後になりましたが、この本は大山さんのパートナー、佐川さんの書かれた下のご本と是非一緒に。
カミさんはドラえもん
砂川啓介・著/ 双葉社・刊/ 1300円/ ISBN4-575-29295-8



モタさんの明るく生きるヒント ストレスなんてへっちゃらさ
斎藤茂太・著/ 清流出版・刊/ 1300円/ ISBN4-86029-163-8

モタ先生まだまだ読んでいます。
今年も沢山の訃報がありました。不思議と直接面識があって葬儀に参列しなければならない人はいなかったけど、『今の私が有るのは〜』と言った方が多くて、特に後半は辛くて痛くてしょうがないです。でも、歩かなくちゃ


今日もこの拙い日記を読んでくださって、ありがとうございます。


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