ちちやす日記   こんげつぶんきのうあしたかこぶん


2004年01月09日(金) 嗜好など変わってゆくか田舎汁粉
 職場で、慣れないミーティングの講師などをやらされ、とても疲れる。十数名を前に30分、かける3セット。たいした規模じゃなし、「こういうの向いてないんだってば」といつまでも逃げるわけにはいかず、しどろもどろになり、汗をかきつつ何とか終える。
 夜にはプライベートで新年会のお誘いがあったのだが、明るく酒を飲む気持ちにはなれず、とても出席できる気がしなくて、残念ながらお断り申し上げる。

 なんだか理由もなく弱まって、なにもなしとげられる気がしない。

 甘味を食べる。メニューには「ぜんざい」とあって、つぶ餡の汁に焼いた餅が二枚入っている、これは「田舎汁粉」というものではなかろうか。←このあたりの区別は良くわからない、調べる気もない。
 自分はもともと「漉し餡国粋主義」であり、食べるなら絶対に「御膳汁粉」、小豆の皮が歯に挟まるつぶ餡の、田舎汁粉などもってのほか。と思っていたのである。が、人の嗜好は変わるもので、小豆の粒の舌触りとうまみに舌鼓を打ち、「つぶ餡は風味があって良いねえ」とつぶやく始末。つけあわせの塩こんぶの量が多すぎ、気前が良すぎ。ともかく、疲れた身体に甘味がしみて、汁粉はしみじみ美味しかった。
 


かこぶんきのうあした
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