ちちやす日記   こんげつぶんきのうあしたかこぶん


2003年09月23日(火) やまとうみとそらと
 西伊豆にフリーダイビングのトレーニングに。ファンダイブのよーなものだが、いちおう練習。台風一過の海は濁りが洗い流されて、びっくりするほど透き通っている。水温も25度ほどもあり、絶好のコンディション。ただし風は強く、うねりが高く、水から出ていると濡れたところから体温を奪われて寒くなるので注意が必要。
 またも2時間ちょいしか眠ら(れ)なかったのが覿面に響いて耳抜きの具合が悪く、あまり潜れずに残念ではあった。が、焦っても仕方がない。回数を重ね、練習を積み上げて経験を蓄積するしかないのだとわかっている。出来うる限りの機会をとらえて、楽しみながらも真面目に練習することを自らに課そう。

 よく晴れた海の向こうにはくっきりと富士。雄大なその姿は雲をしたがえて刻々と景観を変え、見飽きることがない。浮世絵そのままだなあ、と口々に言い合い、山と海と空を褒める。

 沼津の「弥次喜多」でゴハン。ダイビングの後は美味しい食事が楽しみだ。
 http://gourmet.yahoo.co.jp/gourmet/restaurant/Tokai/Tokai/guide/0101/U0002045201.html

 いかフライ定食800円。まる1杯ぶんくらいの肉厚でまっしろな、柔らかいイカと、ざっくり香ばしい衣。そのままでも、レモン汁をかけても、ソースをかけても美味しい。歯ざわりと味の心地よさに、夢中で歯を立てかじりつく。大きなお椀のカニ汁と、山盛りキャベツもついて満腹、満足。
 もう食べられない、と思ったけど、さらにジェラートを食べにゆく。いろんなフレーバーに目移りすること多々、さんざん悩んでメロンミルクとフレッシュいちごのダブル。さらにみんなで一口ずつ味見しあう。

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 帰宅途上に、あまりつきあいのない叔母から連絡があり、こみいった話がしたいと言う。帰宅してからということにして電話を切ったが、胸中に広がる暗雲。急ぎの用ではないと言われたが、こういう場合、良い話であるわけがない。田舎に帰ってこいとか言われて沖縄旅行中止とか、でもって親族会議だのなんだの、最悪のことも考える。
 結局。わたしにできることはなにもなく、叔母の繰り言だけ聞いて電話を切ることになったのだが、どこかで不幸がある一方で自分は遊び、自由に楽しんでいていいのか、などという故のない罪悪感が胸を刺す。そんなに思いつめてるわけじゃないけど、やっぱ考え過ぎではあろう。

 遊びをせんとや生まれけむ?

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 ここ2,3日の日記に加筆。


かこぶんきのうあした
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