ちちやす日記   こんげつぶんきのうあしたかこぶん


2002年11月20日(水) 未知への道標
 凧に導かれて空へと伸びる糸のイメージがいつか軌道塔に姿を変え、彼はその建造に生涯を捧げることになる。 ――『楽園の泉』参照。
 空と(そして宇宙の入り口と)地上を結ぶ軌道塔は、SF者(もの)にでなくとも何ごとかの感慨を抱かせるに充分な、美しく、胸おどらせる光景ではないだろうか。

 空とはまったく逆の方向、フロートからアンカー(ウェイト)まで、水面から海の底へと伸びるガイドロープを見たときに、未知の世界への道標という点では、このロープは軌道塔に似ているんじゃないだろうか、と思った。息のつづく限り好きなだけ、ロープに沿って潜ってゆく。水の層の彼方へぼやけてやがて見えなくなる終端まで、あの場所へ、「行っていいよ」と細いラインが言ってくれたようで、無性に嬉しくなった。

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 今期のNHK朝ドラ「まんてん」。どこからツッコミ入れていいのかわからんストーリー展開とヒロインのキャラクターに頭を抱えながらも、これでもか、とゆーほどいろんな(好きな)役者が出てるし。おヒョイさんナレーションだし。宇宙だし。オープニングはガメラの樋口監督。今日からはアギトの氷川さんまで出る。SF者ロケット少年特撮マニアの心を鷲づかみかよ、ちくしょーめぃ。
 ってことで、あんま熱心ではないのですが見てます。宇宙開発も予算がなくて苦労してたりするんでしょーが! 深海探査はもっと地味だ。「しんかい」が予算不足で運行中止だとか聞くし(教えていただいて、やふーのトピックスで見た。現在、記事はすでに削除されている模様にて再録できず)。

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 日々の出来事も流されるままに、日記に書かねば忘れると思いながらも書けないんだってばさ。なので、よくわからんことを書き飛ばし。説明はないのだ!(筒井ネタ)。


かこぶんきのうあした
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