世の中は狭い
毎週金曜日は大阪市営地下鉄ノーマイカーフリーチケットの発売日です。
この日は大阪の市営地下鉄やニュートラムが600円で乗り放題。
貧乏性の双葉。さんはこのチケットを手にすると、たった一駅だけでも地下鉄に乗ります。
心斎橋から難波まで歩いたほうが早くても、わざわざ地下にもぐります。
そんなところだけ、マメだったりします。
で。
なんでそんなことを言い出したかのかと言いますと。
今日は仕事が休みだったので、腰の重い私にしては珍しくこのチケットを手に梅田まで出向きました。
奇跡ですよ、奇跡。
仕事で月1回梅田に出向くことはあっても、滅多なことでは出て行きませんよ梅田なんか。
(あ、シアタードラマシティには出向きますが)
だってー、家から一時間かかるんだもーん。
遠いんだもーん。
で。
だから何かと言いますと。
阪急梅田店のミュージアムで、丁度私好みの展覧会があったからなのです。
卒論のテーマにもしましたあの人の。
いやー、学生時代以来ですねぇ…ウィリアム・モリスに触れたのは。
今までは作品集や本でしか触れた事がなかったので、言わば私にとっての初生モリス(なんか変な言い方…)。
あのデザインが、あの作品が目の前で見ることが出来たのにはものすごく感激。
やっぱりタペストリーだなぁ…
初版の本を見ることが出来たのに、また感激。
一通り見終わると、お約束のお土産ショップがあるわけですが…
デザインものも多数あるのですが、やっぱり彼は作家でもあったわけなのでその著書や解説書もあるわけですよ。
で。
並んだその著書を見てびっくりしたのですが。
私の読書量が凄かったのか、はたまた代表的な参考文献が少ないのか。
とっても微妙なところではありますが。
世の中は狭いものですね。
まあいい。
参考文献にして、作品集も兼ねた本を購入できたし(あれ?中身違うなと思ったら2004年版だった)
勢い余ってはがきも買っちゃったし。
うーん。
至福のひと時。
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