現場監督の気まぐれ日記
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2009年04月09日(木) 読書

「ドキュメント・道迷い遭難」(羽根田治・著) ☆☆☆★

 

 山で道に迷って九死に一生を得た事例集で、なかなか参考になる。
 自分の場合、単独で行くことも多いことから、道に迷うことなどしばしば。(^^;)
 よくあるのが沢で詰めを誤り、ヤブに突入するパターン。
 最近ではさすがに無いが、ずっと前に地元・丹沢でもヤブ漕ぎを2時間近く強いられ、かなり青くなった経験がある。
 また、積雪期の富士山で右も左も登っているのか下っているのかもわからないほど、まったくのホワイトアウト(この場合は、吹雪というよりガス)に掴まり、完全に道を失ったこともあったが、あれは本当に怖かった。
 実際に遭難に至るか無事に済むかはその時の運にもよるが、今日中に下山したい、目的地まで行かないと計画が狂うといった焦りが一因となっているようで、そう考えると月曜の仕事に穴が空いても「会社がナンボのもんじゃい!」と開き直れる態度が大事なような気がするが、・・・うーん、ちょっと違うか。


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