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2005年08月14日(日)
看護師の教育について。

6月に結婚した後輩Yにプレゼントするアルバムを昨日・今日と作っていました。
結局出来上がってないんだけどね(笑
 
いつもは、仲良しのメンバーほとんどが集まって作る恒例の行事(?)なんだけど、今回はいろいろ事情があって集まれず、あたしとみぃで作るしかないかな、って思ってたんだけど、辛うじて元彼Tが東海地方からはるばるやってきてくれました。
9月の始めに結婚式を控えてるTに時間的にも経済的にも負担をかけるのは悪いなーと思って「無理して来なくていいよ?」って言ったんだけど「いや、どっちかって言うと、行きたいんだよ」とのことだったので、週末1泊コースでお迎えしました。
彼もいろいろ溜まってるようすだったので、ガス抜きなのかな、って感じです。
案の定、仕事の愚痴やら、マリッジブルーに陥ってることやら、話始まったら止まらない(笑
みぃとTは、現在進行形の大学助手。みぃは1年目、Tは2年目、
そしてあたしも、助手経験ありなので、仕事の話はほんと止め処ありません(汗
単純な愚痴から始まるんだけど、最終的には日本の看護教育の現状とか、現場での教育のあり方など、本当に壮大な話になってしまう。
でも、本当にそうなんです。日本の看護基礎教育は、もぅカリキュラム的にいっぱいいっぱい。基礎教育期間が3〜4年では無理だというのがいつもの結論。
医師は、6年学生として学び、研修医制度があり、長い間かけて一人前の「医師」になるのに、看護教育は長くては4年、そして、就職しても現場の忙しさに自分自身のことで精一杯。だから、新人ナースにも仕事のまわし方をさっさと覚えてもらって、だいたいは1ヶ月ちょっとで頭数に入ってしまいます。
もちろん周りの看護師はフォローするけれど、それにも限界があって、挫折感を味わって、看護の面白さを実感できる前につぶれてしまう子がいるのも現状なんです。
看護師として必要なスキルを身につけて、自信を持って医師や他の医療関係者と渡り合うためには、ちゃんと考える力や正しい知識と技術を身につけてほしいんだけど、現状では、教育機関によって卒業時の到達点がまちまちなのよね。
それには医師会も一枚噛んでいて、賃金が安く使える従順な看護師が扱いやすいわけで。国家試験に受かるための勉強メインの学校があるのも現実で。
看護師になる道筋はたくさんあって、本当はそれを整理すべきだと思うんだけど、。それには法律の改正が必要で・・・。
でも、政治の世界では、看護職の力はは弱いんです。看護職自体の結束力も弱いしね。
やっぱり、看護は患者さんとの関わりが楽しいし、やりがいを見つけやすい。だから、教員や、まして政治の世界に飛び込んでいく人がいないのかなって思います。あたしもその一人だけど(笑
 
結局、話せば話すほどあたしたちの力ではどうしようもないことばかり。
でも、そういう問題意識は持ち続けていたいなって。
ひょっとしたら20年後くらいかもしれないけど、いつか変わっていく看護の世界に期待しています。
 
以上に書いたことは、あくまでもあたしの私見なんだけど、
本当に今、看護は転換期にあるのかな、って気がしています、ていうか、そうあってほしい。
  
あ、それとTのお嫁さんのこと。
価値観の違いで相当今しんどいみたい。
あたしは元彼女として、そしてお嫁さんのことも良く知っているので、
どんな事で衝突するのかも良く分かるし、喧嘩している様子なんかがすごくリアルに分かってしまったりして、あたしの思うことをアドバイスというか、いろいろ伝えてみました。
本当にうまくいくのかは、あたしの中に不安として残っているのは事実ですが、幸せにはなって欲しいです。

なんていう諸々のことをを思う存分話して、Tは帰っていきました。
 
晩ご飯を食べて駅まで見送りにいって、改札を通って元気に歩いていくTの後姿を見て、なんだか安心しました。
やっぱり、いろいろ吐き出せて、すっきりしたんだろうね、って、みぃと二人、ちょっと満足。
あたし達にとっても、刺激になった2日間でした。
 
アルバム作りもすごく楽しかったし、なかなか良くできました。
半分はできたので、だいたいあと半分です。
 
Tの結婚式の余興の準備も差し迫ってきたので、8月後半はとても忙しく、パワーが要りそうです。
大分復活してきたので、本格始動しなくちゃね。
とりあえず明日は、余興で使う衣装作りをしようと思っています。
 
がんばらなくっちゃ。
 


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