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2003年04月26日(土)
久々の受講。

今日は、大学院の授業を聞きに行った。

教授のたけち先生が持っている科目。
情けないことに、正式な教科名を忘れてしまった(汗)

内容は、看護技術を生理学で裏付けを取るというもの。

今日のテーマは、生体リズムと睡眠。

“人間はなぜ24時間周期の生活を送ることができるのか”
生理学の先生が講義形式で授業を進めたんだけど、すごくおもしろかった。

ヒトは、時間の感覚が全く感じられないと頃に隔離されると、
次第に25時間サイクルで生活をはじめるらしい。
それが、体の持っている生体リズム。
 
では、それがなぜ24時間に適応できるのか。

コントロールしている物質があるという話。
脳の松果体という場所から分泌されるメラトニン。
これが、生体リズムを整える役目をしているらしい。

メラトニンは、夜中過ぎに最も分泌が多くなる。
朝にかけて減少する。
強い光に当たることで、さらに分泌量が少なくなる。
つまり、朝日を浴びることで、体が活動をはじめる時間だと認識するらしい。
 
時差ぼけも、体は夜なのに活動しなければならないからつらいんだけれど、
“朝”の時間にしっかりと日光を浴びることで、メラトニンの分泌される時間を遅らせることができるから、早く現地時間に慣れることができるらしい。


メラトニンは睡眠に関わる物質だけど、これだけではよい睡眠は得られない。
他に、
・“暗い”こと
・体温が上がっていること
・ある程度の時間
が必要。

暗いというのは、2500ルクス以下の照明であれば問題ないらしい。
えぇと、2500ルクスは、100ワットの蛍光灯を目の前にぶら下げた感じらしい。
ちなみに晴れた日は10万ルクスとかう日もあるみたい。

体温は、日内変動があり、朝方がいちばん低く、午後が一番高い。
体温が下がりきってしまうと眠れないし、眠れても短い時間しか熟睡できない。

睡眠時間に関しては、6時間以上寝ないと寝た気がしないと感じる人が多いらしい。


これを聞いて、あたしが妙に納得したこと

「だから夜勤明けは寝れないんだぁ。」

朝まで働いて、体温が下がりきっていて、帰る時に日光をいっぱい浴びる。

最悪(笑)

どんなに疲れてても、2時間くらいで目が覚めちゃうことが多かったから、
目ウロコって感じでした。


そして、メラトニンの作っている生体リズムの中で
興味深かった生理学の先生のひとつの見解。

“大学生は、時間の制約を受けていないから、ひょっとしたら25時間サイクルで生活してる人がいるんじゃないか”だって(爆)
 
確かにね〜〜。



一ヶ月周期くらいで、どうしても朝起きられないーってことがある人は、
その可能性大かも(笑)



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