『 ママー、ちょっとお出かけしたい。 倉庫にあるやつ 使っていい？ 』

『 あんた・・・死ぬわよ。 』

『 えぇ？！ 』

『 あの子はねぇ・・・夏タイヤなのよ！ 』

『 えぇー！！ （ あの子？！ ） 使えないじゃん！ なんで？！ 』

『 高いから・・・・（ ボソ ） 』

『 サイテー！！ でも、すぐそこだから、ちょっと座るだけね。 』

『 えぇー？！ 傷つけないでね・・・・ 』

『 ・・・娘より 車の心配かぃ 』







『 大丈夫だってばー！ 』

『 ヒィィィィ！！ 助手席がこんなに怖い所だったなんて ヒィィィ！！ 』

『 あっはっは！ （なぜか爆笑） えーと、エンジンって どうやってかけんのコレ 』

『 オイィィィィ しっかりしてくれ、ココだよ ココ 』

『 （銀魂ツッコミしやがった）・・・はーい じゃぁ行きますよー 』

『 ゆっくりね、ゆっくり・・・・ 』

『 ・・・・右に・・・（スカッ）　アレ？！ ウィンカーないよ？！ 』

『 左！！ 左にあるのコレ！！ 』

『 はぁー？！ 何ソレ？！ え、どれ？！ どれ？！ 』

『 ギャー！！ バカヤロー！！ ハンドルから手を離すな！！ 』

『 え、ごめん もぅムリ！ ムリ！ あたしダメだコレ！ 』

『 ・・・ハハハ・・・あたし末っ子だったから よく お兄ちゃんとさぁ・・・ 』

『 そ、走馬灯 見てるー！！ 』



ちなみに、常野さんちの お車は外車だそうよ・・・！
うわぁ・・・！！ （ドキドキ） 今度乗せてもらおう・・・！
仲良くしとこう・・・！ （サイテー！）

藤崎古流都