Gateau au chocolat
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今日は演劇部引退の日。 もうすぐ受験なので3年生は引退します。
「5分で寸劇を作る」という課題をだして五分後に発表し、 それを最後に引退しました。 エ〜ン。名残惜しい。 最後だから立派なのをやろうと思ってたのに、やっぱりいつも通りの 変な劇になった。 三年生は3人しかいないので、 「病気のお父さん」「娘」「ヤクザ」にふりわけ、こんな劇をやりました。
父 「ゲホゲホ・・・。」 娘 「お父さん、大丈夫?ホラ・・・、いつものお薬よ。」 父 「グェホォエホ・・・い、いつもすまないねぇ おみつ。」 娘 「お父さん、それは言わない約束でしょ。」 父 「うぅ・・・おみつ・・・。(泣く)」 娘 「早く良くなるといいわね。」
(ヤクザ、ドアをたたく) ヤ 「オゥコラじじい!いるんだろ?!出てこいやコラァ!」 父 「や、奴らが来た・・・!!お、おみつ、おしいれに隠れてなさい。」 娘 「お父さん・・・!」 父 「わしは 大丈夫じゃ・・・ゴホゴホグフッゲホゲホ・・・ 開いてますよォ・・・」 (ヤクザ 入ってくる) ヤ 「おうじじい。家賃三ヶ月分払ってねェってどういうことだァ?コラ。」 父 「も、申し訳ない。私が病の身であるばかりに・・・。」 ヤ 「言い訳はいいから金だせよ 金。」 父 「(地面にひれ伏す)あ、あと三日だけ待って下さい!そしたら・・・」 ヤ 「るっせぇなコノヤロウ!言い訳ばっかりしやがって! ・・・金が無ェんならしょうがねェなァ。」
父 「・・・・!!」 ヤ 「約束だ、娘をもらっていこうか!」 父 「そ、それだけはお許しを!!娘だけは、娘だけはあァ―!」 ヤ 「やかましいぞじじい!オラ、どこだァ?娘は?」
(父、立ち上がる。)
父 「娘だけはァ―!!(ヤクザにプロレスの寝技をかける)」 ヤ 「ギャ―!」 父 「娘だけはお許しを―!(ヤクザにコブラツイストをかける)」 ヤ 「アイヤ―!!(苦しむ)」 父 「ぐっ?!ゲホゲホッ!ゴッホゴッホ・・・(血を吐く)」 ヤ 「(反撃に出る)じじいは寝てやがれコラァ!!」 (ヤクザ、ちょっとだけ蹴っとばす)
父 「ギャァァ―!!ゲッホゲッホ!(必要以上に大げさに吹っ飛び、倒れる)」 ヤ 「おッ、おお・・・、(ちょっとビビる)娘はもらってくぜ。オラッ出てこい。」 娘 「きゃあぁ!」 父 「おみつ!!」 娘 「お父さん!!」 ヤ 「ハッハ―!あばよじじい!」 娘 「おと―さ―ん!」 父 「ぐぅ・・・、おみつぅ・・・。」
ヤ 「オラ、おとなしくしてろよ。」 父 「くすん・・・お父さん・・・。」
(どこからともなく声が聞こえる)
声 「ひとつ・・・ひとめをはばからず。」
ヤ 「?!なんだ?!」
声 「ふたつ・・・ふだんは おとなしい。」
娘 「・・・?」
声 「みっつ・・・みつさんを離しなさい。」
ヤ 「なんだ、どこにいやがる!?誰だお前は!」 声 「お前なんぞに名のる名など無い!」
(ヤクザ声の主を探す、声の主 見つからないように出てくる。) (声の主、そろそろと近づき、剣を抜く)
ヤ 「ちくしょう、どこだ?!」 声の主「たぁ―――――!!」 (手刀で気絶させる)
主 「・・・またつまらぬものを斬ってしまった・・・。」(斬ってない) (剣を鞘にしまう) 主 「娘さん、はやくお逃げなさい。」 娘 「あの・・・あなたは・・・?」 主 「名のるほどの者ではゲフッ!!ゴフッゴホゴホゲホゲホ」 娘 「お、お父さん?!お父さんなの?!」 主 「ち・・・違・ゲホッ!!ゴフッゴフゴフ」 娘 「お父さん!」 主 「違うって言いよろ―が!ゴホゴホ!!(走って去る)」
娘 「おと―さ―ん!」
― 完 ―
・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・。
コレを最後に卒業する先輩を見て、後輩達はどう思うんだろう・・・! ちなみにオイラは父と声の主でした。 「最高でしたよ!センパイらしくて!」 「誰が考えたんですか?!」 オイラだよコンチクショ―!!
情けないよォ!もっと立派なのやれば良かった! 中二の子なんか、
「環境問題について対談するロシアの大統領と中国の首脳」
とかやってて、ヒィ――!とか思いました。 中学二年ですよ?!「首脳対談」とか。
部活、楽しかったなァ。バカばっかりやってて。(オイラだけ) みんないい子だったし。 部長とかめんどくさいことみんな他の子がやってくれたからなぁ。 また遊びに行こうっと。 「時々来ても嫌な顔しないでネ!」 っていっといた。 「ネ!」じゃねぇだろ!!
約一年、お疲れさまだオイラよ。
藤崎古流都

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