こんなこと・あんなこと

2003年12月17日(水) 十勝野(パソコンで年賀状)2

 パソコン用のプリンターの多くはインクジェット方式で、年賀はがきもこのプリンター用のものが平成九年から販売されている。平成十六年用年賀はがき(無地)は全国で四十億枚が販売されているが、その約半数がインクジェット紙だ。平成九年は約二億枚。この六年でインクジェット紙は十倍も伸びたことになる。ちなみに帯広郵便局(本局)では二百七十万枚を販売、インクジェット紙は九十五万枚に上るという。

 日本郵政公社主催の全日本年賀状大賞コンクールでも、本年度からパソコン絵手紙部門が追加されている。パソコン派がここしばらくは増え続けるのは間違いない。

 パソコンで年賀状を作成する方法は幾つかあるが、「筆まめ」や「筆ぐるめ」といった専用のソフトを利用するのが一般的だ。これらのソフトには郵便番号辞書がついていて、あて名の入力も簡単だ「080―0010」と入力すると、「北海道帯広市大通南」までが自動に入る。さらに、電話番号辞書が付いていると、電話帳に掲載されている電話番号を入力するだけで、名前、郵便番号、住所まで入ってしまう。数字を入力するだけなので、キーボード操作が苦手でも楽に作業ができる。

 裏の文面も、ソフトに収録されたサンプルデータを組み合わせればできあがる。今時期の書店には干支などのイラストや賀詞が収録されたCD付きの本も数多く並んでいる。これらを利用すれば一流画家の作による豪華な年賀状も自宅で印刷できる。


 < 過去  INDEX  未来 >


Hiroko Watanabe [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加