お元気な大正10年生まれSさんからお電話をいただきました。 100人を超える同窓会の名簿並びにその一人一人の名前を入力した領収書を全部仕上げたのだそうです。「おかげさまで全部終ったんだから……。うれしくって、お電話したの」とおっしゃいます。 Sさんのお声だ、とわかるやいなや、今度は何でお悩みかな、と思ったら、そうではなくって、無事、作業が終わったという報告だったわけです。
カシオのダーウィンで、1ページ分を入力しては印刷、保存、この作業を数十回繰り返したはずです。 パソコンを使えば、例えばエクセルでデータベース形式で入力し、期ごとに印刷ということは難なくできることだし、差込印刷を使えば、領収書も簡単に人数分ができてしまいます。 しかし、自分のわかる方法で、コツコツやる、これまたとても大事なことです。 40年後、私はSさんのようにコツコツ楽しみながらやることができるだろうか。自転車にパソコンを積んで、元気に街を駆け回っていられるだろうか……。
|