また振り出しに戻ってしまった。

我ながら、いくつになっても振り出しに戻るのが好きみたい。

いつになったら、人並みのことが人並みにできるようになるのかしら。


とりあえず、手術はおととい無事に済んだ。

今回もお医者様、看護師様には本当にお世話になった。

半身麻酔だったので意識はあったので、手術中
自分のために何人もの名前も知らない「他人」が奉仕してくださっている
ことに感謝しなくては、と思った。

どんな形でもいい。

そのうち、このご恩はまた「他人」に返さなくてはと思った。

手術後は、点滴の管と排尿用の管につながれて身動きがとれず、
健康のありがたみを心底思い知った。

脊椎麻酔が切れるまでは、生暖かい自分の下半身が
なんだか他人下半身のみたいで変な感じがした。

そういえば、手術中も自分の感覚ではまっすぐ前にのびている
はずの足が、高く両サイドに上げられているのを見て、本当に不思議な
感じがしたものだ。

日本の麻酔の技術の高さに感服。

そして、今。

仕事は、まだある。
赤ちゃんは、天国に逝ってしまった。

病気は、来週の木曜日に検査結果を聞いてから詳細がわかる。

なんとか最悪の事態は免れていればいいのだけど。

しばらく、「自宅療養」の名の下にまた自問自答の
日々が続く。

ただ家にいるって本当に苦痛だ。。