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2007年06月28日(木) 遊戯王GX感想−第142話 「勝ち残る者が正義!覇王VSオブライエン」


遊戯王GX感想−第142話 「勝ち残る者が正義!覇王VSオブライエン」
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【今日のお言葉】

    オブライエン : ジム、どうやらオレにも彗星の尾は見えなくなったようだ…

今回のオブちゃん…本当に、本当にカッコ良かったです。゚.+:。(´ω`*)゚.+:。ポッ
十代には悪いけど、来週からGXの主人公に収まっても遜色ないと思いました。
だって、それほど魅力たっぷりに描かれていたんだもの。

覇王城へ一人で乗り込もうとするオブちゃんを見て、異世界に一人で行こうとした十代を思い出しました。
十代の時は仲間が勝手についてきて、「さすが十代だねぇ!」と、彼のカリスマ性に感心したけれど、でも反面この甘やかしが十代を悪い方へ引っ張っていくような予感をひしひしと感じていました。

オブちゃんの場合は彼の性格というか、一人で行く理由がすごく彼らしい明快さで語られていたり、ついていくといったエドくんがこれまた理由をはっきりと言ってくれたお陰で、十代の時に感じた生ぬるさが一切なく、敵を倒す前の武者震いをキャラ共々感じることが出来て、やっぱり闘いというのは、こういう根本的に主人公が独り立ちしていないと面白くないものなんだな〜と実感しました。


オブちゃんが「指揮官」になることに、ひどく臆病になっていたシーンが印象的でした。
それだけ責任感があり、人を率いていく大変さを知っているからこその態度だと思うのですが、彼の誠実さが感じられて、とても好感が持てました。


オブちゃんとカイザー&エドの3ショットは面白かったです。
今までマトモに会話したことないのに、思ったより友好的に接していて、ちょっと笑っちゃいました。
それにしても、カイザーとオブちゃんが目線を交わし合った瞬間は萌えましたね〜。
身長差もちょうど良かったです!
オブちゃんは可愛いから、そのままカイザーが気に入って、ぎゅぅぅぅ〜と抱きしめちゃうんじゃないかとドキドキしました。
エドくんも、「じゃ、後は若いお二人にお任せしますね♪おほほ」なんて言って、縛られているモンスター共々、外へ出ていくんじゃないかと妄想しましたよ(つω`*)テヘ



【絵とか脚本とかデュエルとか】


スカルビショップのデュエル、味わい深かったですね。
大量のモンスターを墓地に送ったシーンはイシズ姉さんを思い出しました。
闇バクラの戦術にも似ているかな?
でも召喚したモンスターが『ライカン・スロープ』という武闘派だったのは、さすが戦士の彼らしいなぁと思いました。


『ワイルド・サイクロン』は鬼カードですね。
っつーか、融合することで「ワイルドマン」が悪魔族になってしまうのが悲しいです。


オブちゃんたちが兵士の甲冑を奪って、場内に潜入するシーンには笑っちゃいました。
よくまぁ〜体にピッタリあう甲冑が見つかったなぁ〜。
特にエドくんの場合は少々サイズが小さいから、探すのは大変だったと思います。

甲冑と言えば、覇王の甲冑も気になって気になって仕方がありません。
あの頭の辺りからのびているツノを見ると、カニが食べたくなります。
あれは甲冑に見えて、実はカニが背中に張り付いているだけなのかもしれないと思うと、茹でてみたい衝動を抑え切れません!


絵札の三騎士が出ましたね!
『キングスナイト』のおっさんがあんなに可愛い顔して笑うとは思わなかったので、不覚にも惚れてしまいました゚.+:。(´ω`*)゚.+:。ポッ
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★覇王城へ乗り込もう!!!★

    新しく砦のリーダーとなったオブちゃんの元にカイザーたちが応援に駆けつけてきた!

    オブちゃん:エド・フェニックス、ヘルカイザー・亮! なぜお前たちがこの世界に…
    エドくん:キミたちが再びこの世界に旅立つというのを聞いてね…
    カイザー:お前たちだけでは手に負えないと思ってな!

    オブちゃん:言ってくれる…だが今のところ図星だな。一緒に来た騎士たちは?
    エドくん:覇王軍に立ち向かうなら多くの仲間がいる。収容所に捕らわれていたデュエリスト達を連れてきたのさ!
    オブちゃん:助かる!これでここを任せられる

    エドくん:それはどういうことだ?(´・ω・`)
    オブちゃん:確かにみんなの志気は高まっている。だがここにいるのはケガ人と老人、そして女子供がほとんどだ。
    エドくん:なるほど
    オブちゃん:ここを戦場にはしたくない…
    カイザー:だがどうする?
    オブちゃん:オレが単独で覇王城に奇襲をかける!
    エドくん:キミが一人で!?Σ(・ω・ノ)ノ

    オブちゃん:覇王一人の場所で決着をつける!その方がオレらしい闘い方だ!指揮官なんて柄じゃないのさ!

    エドくん:ならボクたちも一緒に行こう!(´・ω・`)人(`・ω・´)
    オブちゃん:いや、それは…
    エドくん:おおっと冗談じゃない!ボクたちも「真実」を知るためにここまで来た!
    それが留守番じゃ納得がいかない
    オブちゃん:真実?
    エドくん:この世界に来て十代の急激な変わり様に驚いている
    だが急激な変化には必ず何か裏がある
    そう勘ぐるのがボクの性分でねd(・ω・´)
    ここまでの事態になっているんだ、この原因は是非とも知りたいね
    オブちゃん:十代が変わった原因? …ヨハンか?Σ(・ω・)  だがヨハンは死んだ…(´;ω;`)
    カイザー:それを見た者はいるのか?
    エドくん:勘ぐるべきはそこからかな!(・∀・)ノ


    3ショットの会話をまとめてみました。
    「指揮官なんて柄じゃない」というオブちゃんの言葉にエドくんがメロリンした様子が良く分かります。
    意外とエドくんは義に厚いからなぁ〜。(さすがヒーローデッキ使いだぜ!)
    熱い男に惚れやすい性分のエドくんですが、黙ってそれに同意するカイザーも似た者同士だと思いました。


    十代が変わった原因として「ヨハン」の名前が出てきました。
    私は最初からヨハンは怪しいと思っていたので、いよいよ正体が明らかになりそうでワクワクしています。
    ヨハンの死が十代の激変の引き金になったことは確かですが、でもそれを言っちゃうと「心の闇」に墜ちた原因が「死のショック」ということで片づけられちゃうので、その辺を心配しています。
    十代の墜ちた「心の闇」の意味はいまだによく分かりませんが、もっと闘争本能の深い辺りを指しているんじゃないかと思っています。


    エドくんがノリノリで十代の秘密にちょっかい出そうとしています!
    そりゃそうだよね、ライバルの変化は誰だって気になるし。
    それに良い方に変わったのなら嫉妬でメラメラしちゃうかもしれないけど、皆に憎まれているんだから、気分的には正義の味方気分で謎解き出来るんじゃないかと思います。
    それはエドくんとしては大好物の展開だと思うので、今後の名探偵エドの活躍を期待したいと思います(゚∀゚)ノ


★ついに対決! オブちゃんvs覇王!★

    覇王の部屋へ一人で特攻するオブちゃん! その胸ポケットにはジムのオリハルコンが!!

    覇王:お前か!よくここまで無事に来られたな!
    オブ:出陣直前にまさか本丸が襲われるとは思っていなかったようだな…
    今なら誰にもジャマされない
    覇王:オレから逃げ出したお前に立ち向かう勇気があるというのか?

    オブ:チカラだけで比べるならオレはお前にとうてい及ばないだろう
    チカラの前には友も情けもない、ただ強い者が生き残る世界
    チカラとはそういうモノだと思っていた
    だからオレはお前に恐怖し、逃げ出した

    覇王:そこまで分かっていながらなぜ戻ってきた

    オブ:それは違っていたからだ!ヽ(`Д´)ノ
    オレは気づかされた!チカラには二つあると!!
    それは「誰も求めないチカラ」と「誰もが求めるチカラ」だ!
    誰もが求めるチカラは無限の勇気を与えてくれる
    オレは今、オレのチカラを求めてくれる人たちが与えてくれた勇気のお陰でここにいる
    覇王:欺瞞だな!お前は勇者ではない。ただの負け犬だ…この過ちを死を持って体現することになる
    オブ:十代、オレは確信している。今のオレは絶対に心の闇に陥ることはない
    そしてこの境地を皆は「正義」と呼ぶんだと!(`・ω・´)


    オブちゃんの力強い「正義」の宣言! もうぅぅぅカッコ良すぎです!!
    初めて登場した時、コブラ先生以外には心を開かない・部屋の外にも出ないキャラだったのに、今は人から信頼され、正義と勇気の意味を深く悟った戦士に成長しましたよ!!!!
    嬉し涙で前が見えないくらい感動です・゚・(つ∀`)・゚・あひゃ〜嬉しいよ!


    オブちゃんがここまで成長したのは、やはりジムの死が大きいと思います。
    ジムの死を前にしてオブちゃんは成長し、ヨハンの死で十代は後退したか…。
    この辺の差が「十代にとって足りないモノ」のヒントにつながっていくような気がします。


    オブちゃんのセリフは、十代が言わなきゃいけないセリフばかりで、本当にどっちが主人公なのか分からないくらいです。
    エンディングで登場した十代に「懐かしさ」を感じるほど、十代の陰が確実に薄くなっていることを実感しました。
    これってかなりヤバイと思います。
    スタッフも覇王編をこんなに長く引っ張る必要ないと思うんだけどね…。


「次回予告」
    オブ:あの氷のような目…これが本当にあの十代なのか?゜゜(´□`。)°゜
    翔チャン:覇王十代…そのおぞましい響きの中に、姿、形、心の中までがその真実
    オブ:…ジム、教えてくれ、オレは十代を信じていいのか? ジム!!


    翔チャン:次回 「ヴォルカニック・デビルvs最凶のイービル・ヒーロー」

    オブ:ヴォルカニック・デビル!これがオレたちの最後のミッションだ!! 


    来週は3人同時のデュエルみたいですね。
    う〜ん、それぞれのデュエルをゆっくり楽しみたいのに…ちょっと残念です(つД`)


    カイザーはカオスソーサラーに苦戦しているみたいですね。
    カオスソーサラーは昆虫デッキ? 鱗粉攻撃に嫌な顔をするカイザーを見られるみたいですよ!
    エドくんは顔が邪悪さ一杯で、どんないたずらを仕掛ける気なのか、こっちも楽しみです。


    十代の目は相変わらず視点が定まってないですね…。
    オブちゃんがあの目にビビっていますが、ジムの意志と「オリハルコンの眼」のチカラを心の支えに、なんとか十代に一矢報いてもらいたいです。
    しかし「最凶のイービル・ヒーロー」も気になりますね。
    「最凶」とついているんですから、よっぽど鬼効果を持っているんだろうな…。
    もしオブちゃんが負けちゃったら、今後、誰が十代を助けることになるんだろう…。
    ひょっとして三沢っち?



【今日のクロたれとノスたれ】

    いつもオブちゃんのお願いは絶対に聞いてあげるクロたれとノスたれ
    今日もオブちゃんから重要なお願いをされたのに
    なぜかノスたれは引き受けようとはしないのであった!

    ひょっとして反抗期? 心配するクロたれ
    だが、どーしてもノスたれは理由を言わないのであった…


    たれ


    カイザーの水着姿を撮りたくない理由…
    それはカイザーがふんどしを愛用しているからとは
    とても言えない、ノスたれであった…


作画監督=Lee Kyoung Soo
脚本=吉田伸
絵コンテ=辻初樹
演出=Lee Kyoung Soo


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