遊戯王感想とか雑文とか(遊戯王の謎)
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2006年11月30日(木) 遊戯王GX感想−第112話 「サンダー vs アイ・オブ・ザ・タイフーン」


遊戯王GX感想−第112話 「サンダー vs アイ・オブ・ザ・タイフーン」

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【今日のお言葉】

    万丈目さん : いや、違う!オレはのんびりと雲を眺めていたお前のようなお坊ちゃんではない!

どっちの生き方が過酷だったと思いますか? と、問いかけられているような内容でした。
私はどっちも”ご苦労さんでした”というか、こういうモノは比べても仕方ない事だと思うのですが、ただ気になったことがありました。
それはアモンのセリフなんですが…。

<あの時、ボクはただ死が訪れる瞬間を待ち、丘の上にたたずんでいた…>

飢える前に生きようと努力して欲しかったな〜と思いました。
子供心に世の中に絶望して自暴自棄になってしまったのだろうかと考えてみたりもしましたが、それでも自分から死を待つなんてことは、あってはならないと思うのです。

万丈目さんが池に落ちた後、

<世の中にはこれ以下はもうないという境遇の人間もいることを知れ!>

と、威張って言っていたけれど、その境遇を自力でくぐり抜けてから、同じセリフを言って見ろ!と思いました。

万丈目さんは生まれがお金持ちだから飢えとは無縁な世界に生きてきたけれど、たとえアモンくんと同じような立場になったとしても、絶対自分から死を選んだりしないと思う。
そういう強さ、しぶとさが運命を切り開く大きな力になると思う。
アモンくんは過去の自分に同情しているようだけど、それを同情から反省に変えていってくれたら良いなぁ〜と思います。


オブライエンくんが、「暗くて、狭くて、深い穴に落とされた!!!」
それらは私が一番苦手とする環境なのですよ…。。゛(ノ>_<)ノ ヒィ
コブラ先生も無慈悲な人だ!!
でも普段から訓練しているオブちゃんは一歩もひるまず、攻めの姿勢で立ち向かう姿がステキです!
ああぁ…もう、カッコイイ(*/∇\*)イヤン☆.。.:*・好き好き!


生徒たちがバタバタと倒れているのに、気がつけば鮫島校長が出張中!!
おおおお、なんでこのタイミングで不在なのかヽ(`Д´#)ノ
自分でコブラ先生を招聘したのに…。
生徒を守るのが校長の役目だとしたら、鮫島校長はもう…ダメ…かも…。


【今日の勝敗:勝−アモン、負け−万丈目】


【絵とか脚本とかデュエルとか】

アモンのクラウディアン・モンスターが迫力なくてショボン(´・ω・`) です。
特に『ニンバスマン?』という雲モンスターがイマイチでした。
アモンのエースカードだし、こちらもそれなりに期待していたのですが…。
まぁ今後のデュエルに備えて、真のエースカードは温存させておきたいんでしょうね、きっと。


デュエルの内容が難しくて、なんども確認しないと流れについていけませんでした。
怒濤の追撃というとカッコ良いですが、次から次へと効果が足されていくのはシンドイです。
もっとマッタリとしたデュエルをお願いしたいです。


カード持ったまま池ポチャは可哀相です…(つД`)
万丈目さんならカード資産は多いと思うので替えはあるんでしょうが、やっぱりデッキはデュエリストの魂なので、せめてディスクを外してから、盛大にダイビングして欲しかったです。
*★*―――――*★*―――――*★**★*―――――*★*―――――*★**★*―――――*★*―――――*★*

★万丈目さんとアモンくんの苦労語り対決★

    デュエルも佳境! カードの攻防より舌戦の方が加熱し始めた!

    アモン:万丈目くん!キミは空に浮かぶ雲を見つめ続けたことがあるか?
    『千変万化』 刻々と変わっていく、その姿を見つめ続けたことが…

    万ちゃん:…(`ヘ´;) (むぅぅぅ何を言いたい?)
    オレはお前のように恵まれた人生を送ってきたわけではないんだ! そんな暇があるか!ヽ(`Д´)ノ

    アモン:雲をじっと見つめていると分かるよ…雲は刻一刻と姿を変えても消える訳ではない…

    万ちゃん:しょせん、金持ちのボンボンだな…
    アモン:( ´_ゝ`)ノ ふふふ
    万ちゃん:このオレはお前が”ノホホン”と雲を眺めていた頃、地獄の底に落ち、大地を這いずって生きていたんだ!
    アモン:ほう!
    万ちゃん:アモン・ガラム!お前の”ノホホン”人生はもう終わりだ!(゚∀゚)ノ

    アモン:万丈目くん…キミが静かに横たわり、空に浮かぶ雲を見ていれば良い…
    死は穏やかに、しかし確実にキミに訪れる

    【万ちゃん】
    こんなお坊ちゃんに、このオレ様が負けるというのか…(`ヘ´;)

    (デュエルアカデミアを逃げ出し、海を漂っていた頃の思い出が脳裏をよぎる)

    いや、違う!ヽ(`Д´#)ノ

    (ノース校でのカード集めを思い出しながら…)

    オレはのんびりと雲を眺めていたお前のようなお坊ちゃんではない!
    オレは挫折し、誰にも負けない、すさまじいまでのコンプレックスを抱え込んだ(つД`)
    一度地に堕ちてそのコンプレックスをバネによみがえってきたのだ!
    お前には下の下の下の人間が味わうコンプレックスのすさまじさなど分かるまい!

    【アモン】
    なるほど…そんな風に思っていたのか…
    ボクはキミが思っているほどセレブではない
    キミも人並みに挫折し、コンプレックスを覚え、地を舐めたことだろう…
    しかし地に這いつくばる挫折など、そして味わうコンプレックスなど甘えたお坊ちゃんの戯れ言にすぎない!
    本当に地の底に堕ちた人間…親から捨てられ、社会からは無視され、生まれながらに死ぬ運命を与えられた人間は、ただ空の雲を見て死を待つことしか出来ないんだ
    あの時、ボクはただ死が訪れる瞬間を待ち、丘の上にたたずんでいた…
    もしガラム財閥の総帥になる今の父が通りかからなければ、あのまま死んでいたことだろう…

    万ちゃん:お前…!
    アモン:失敬した!( ´_ゝ`)ノ つまらない身の上話をしている場合ではなかったね!
    万丈目…お前ごときにこのカードを使うことになるとはな…
    マジックカード『ワンダークラウド』を発動!
    (万丈目さんが負け、池に落ちた。その姿を見下ろしながら…)
    お前は特別な人間ではない…世の中にはこれ以下はもうないという境遇の人間もいることを知れ!


    万丈目さんの「お前…」という発言が気になりました。
    これって、とっさに同情の気持ちがブワッと出たと思うのですよ。
    「捨て子だったのか、死にそうだったのか、養子だったのか…」とか。
    自分が抱いていたイメージとは違う姿を目の前に突き出されてしまい、うっかり「お前…」という同情っぽい感情が出てしまい、アモンがそれを敏感に感じ取って、「失敬」で場の空気を変えた辺りは、なかなか絶妙で面白かったです。
    やっぱり万丈目さんって感情が口に出るタイプですね。


    アモンは基本的には感情を表に出さないタイプだけど、嘘は苦手なんじゃないかなと思います。
    そしてありのままの自分を理解して欲しいという気持ちが強いため、チラシまで作って宣伝するけれど、そうかと言って重すぎる過去がジャマをして、人と親密になるのは自分から避けてしまうようなタイプなんじゃないかと思います。
    万丈目さんとアモンのデュエルを見ながら、屈託なく自分の感情を丸出しにする万丈目さんて、アモンからすると、かなり魅力的で絶対に好きになってしまうタイプなんじゃないかな〜と確信しましたよ(笑)。


    なんて書きつつ…

    (万丈目…お前ごときにこのカードを使うことになるとはな…)

    ↑ お前ごときって何様! ヽ(`Д´#)ノ キィィィィィィィ!
    なんとなく他人をバカにしたようなところがあるよなぁ〜アモンは!



「次回予告」
    翔チャン:早くデスデュエルを中止しないと! プロフェッサーコブラはどこだヽ(`Д´#)ノ !
    十代:アモンが森で見た施設って…ひょっとしてSAL研究所か!?
    翔チャン:ボクたちの行く手を阻む毒グモ、野性の虎、そして兄貴の前には最悪のデュエリストが立ちはだかる!
    十代:…あっ! あんたは…(゚Д゚;) なんでこんな所にいるんだ!?


    翔チャン:次回 「十代vs裏切りのEヒーロー」


    十代:『エアハミングバード』! その姿はどうしちまったんだ!?Σ(・ω・ノ)ノ


    わかったぞぉぉぉ!!! 来週の相手は、カツラをかぶった鮫島校長だ!(゚∀゚)ノ

    ま・ち・が・い・な・い・!


    剣山くんもジムくんも無事に復帰するみたいですね。
    それにしてもゾロゾロとピクニック気分で研究所へ向かう一行からは緊張感のカケラも見えないですね…。
    そんな中、コスプレ衣装まで装備したアモンの心意気は大きく買いたいと思います。
    でもマント付きは恥ずかしいよぉぉぉ…・゚・(つ∀`)・゚・この〜マント好きめ!


    アカデミア島には、「毒グモ」とか「虎」とかいるんだ…。
    狭い島なのに、どうやって住み分けているのか本当に謎です。
    そういえば「虎」と言えば、タニヤっちですが、懐かしいな〜どうしているんだろう。

    しかし虎が相手では人間はどうしょうもないので、ここはカレンが虎と闘ってくれるのかな?
    虎とワニではどっちが強いのだろう。
    ワニは腹の皮が薄いから、そこを噛まれたらカレンの負けだろうな…。


【今日のクロたれとノスたれ】

    アモンくんの故郷が見たくて、パキスタンに飛んだクロたれとノスたれ!
    たどり着いた場所は、「モヘンジョダロ」という遺跡だった!
    さっそくアモンくんの座っていた場所へGOGO!
    アニメと同じようにアモン座りをする2匹!


    たれ


    でも同じ場所から見える風景は、あんなに平らじゃないノーネ!
    ちょっとがっかりしたクロたれとノスたれ…!
    気を取り直して今度はレストランへGOGO!
    パキスタンで有名な料理は「サッジー」という
    羊のもも肉を遠火であぶって焼いた男前な料理!
    遺跡見学もそこそこに、グルメに走る2匹であった…
    (写真は私が撮りました)


作画監督=Song Hyun Ju/Lim Hae Jin
脚本=武上純希
絵コンテ=菊池一仁菱川直樹
演出=山口健太郎/Lee Kyoung Soo


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