遊戯王感想とか雑文とか(遊戯王の謎)
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2004年09月02日(木) 第220話 「最後の試練」

第220話 「最後の試練」
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【今日のお言葉】

    表くん 「…もう時間は残されていない…。この瞬間だって…キミと話がしたい!」


もう…今からこんなに泣いて最終回まで身体が持つのだろうか…。
表くんと王様のちょっとした言葉のやりとりにまた泣いてしまうぅぅぅぅ(/_;)
二人の絆が強ければ強いほど、涙の量が増えてくよぉ〜。
原作で免疫つけたから…と思ったけど、ぜんぜんダメだ。
いくらでも泣ける…(/_;)
杏子の気持ちを思って泣き、社長のツラサを思って泣く…。
もう目尻がガサガサだよぉぉぉぉ(T_T)

杏子が部屋に訪ねてきた真意を悟って、ちょっとツラそうにしていた表くんが印象的でした。
表くんは杏子が王様のコトを好きだって知っているからねぇ…。
扉の向こうで杏子が泣いていたシーンで、私も泣いたぁ〜(/_;)あんたもツライよね


懐かしのメンバー登場でちょっと小躍り!
特にドーマさんたちが姿を見せたことは嬉しかったなぁ。
御伽っちは気が利くなぁ〜。良い奴だ!!
私の可愛いアメルダがヘソを出していなかったことにショック!!
フランスの凱旋門を前に立つラフェールさんはちょっと怪しい感じで笑ってしまった。
レオンくんが出るならジークさんも…と期待したけど…出なかった。
まぁ…彼は王様と対決していないから出ないのも仕方ないけど、ちょっと見たかったよ。
ところで梶木くんはまだ銛で魚取ってるんだ…。
漁船を買えるだけの金をデュエルで稼ぐのは大変みたいですね(^_^;)

結局、墓守の一族ってマナの子孫って感じみたいですね。
それと石版の謎についてですが、王様が「記憶の世界と現実は違うのだろうが…」と前置きしながら、「あの石版を残したのは”生き残ったセト”」と言っていた…。
原作では神官もファラオと共に命を落とした…という話だったので、あの石版を誰が作ったかが非常に問題視されていたんですが、アニメではあっさりと切り捨ててました(-_-;)。
まぁ…分かりやすく作り直した方が視聴者にとっては助かるが、でもゾークを封印した後、セトだけちゃっかり生き残り、ファラオに即位した…なんてのは変だと思うんだが…。

★前説なかったよぉ…だから勝手に作ってみました★
    復活するたびに増すゾークの闇のチカラ!
    そのあまりに強大なパワーの前では
    オレたちの命は風前の灯火だった!
    だが相棒がついにオレの名前を見つけてくれた!
    『我が名はアテム』
    オレは神の名のもとに三幻神を束ね
    光の創造主『ホルアクティ』を召喚した!!
    ゾークに放たれたジェセルの光がついにゾークを倒した!
    やっと平和が訪れた…オレの国…
    だがオレはこの世界に残ることはできない
    セト、新たなファラオとなって、このエジプトの地を守ってくれ!!
    (チャチャチャ チャチャチャチャ チャー)


    今日は作画がひどかったです。(キッパリ)。
    でも社長に関しては今回の作画は気に入りました。
    いつもは痩せた青年って感じだけど、今回はちゃんと身体が大きくて存在感があった。

    イシズさんが用意した客船…デカすぎますね(笑)
    船が停泊している湾岸設備を見ると、「アレキサンドリア?」と思ってしまった。
    カイロにあんな設備のあるトコロはないから、ギザからカイロに戻り、その足で、アレキサンドリアに出たのかな…。
    そしてナイル川を登っておそらくルクソール辺りに行くんだろうな。
    まぁ…なんか遠回りだけど、納得は出来る。
    ただもっと質素な背景にしておけば、アレキサンドリア説は出なかったと言っておこう(笑)

    イシズ姉さんの寝返りシーン
    あぁ…素晴らしい!! どこの原画様かは知りませんが、とても美しいお姉さまでした。
    もうちょっと、胸元をチラリと見せてくれると、さらに大喝采でした。

    海馬兄弟のイチャツキはちょっと過剰!
    モクバが兄サマの首っ玉に飛びついたり、腰に手を回して、兄サマの顔を可愛くのぞき込んだり…もう、見ているこっちが恥ずかしくなりました(笑)

    今回の見どころはやはり『社長vs表くん』ですね。
    ちょっと乱暴だったけど、社長が表くんのチョーカー(?)をグイと掴み、首を締め上げたりするんですが、社長のやりきれない複雑な気持ちがこっちにも伝わってきて、あれは良い演出だったと思います。
    その後でジュラルミンケースを開け、カードを差し出す優しさ…。
    城之内の「千年パズル捨てろよ」発言もジーンと来るけど、社長のように行動で示す愛情も私は良いと思いました。


★記憶の石版の前で仲良くゴロ寝★
    愉快な仲間たちが立ち上がり、座ったまま、その姿を眺めている社長の絵…
    …まるで襲われそうな姫のよう!!(笑)


    本田:ここは…
    杏子:記憶の石版! 元の世界に戻ったのね!
    表くん:みんな…
    杏子:あっ! もう一人の遊戯…っと…アテムは?
    城之内:そうだ! ちゃんと一緒に帰って来られたのか?
    表くん:(パズルを握りながら…) もう一人のボク…(変身!!ユーギオー)
    王様:(カッコつけながら…)オレはここにいるぜ! みんな…ありがとう!
    みんなが来てくれなかったらオレは闇のゲームに勝つことが出来なかったかもしれない
    城之内:(気安く王様の肩に手を置きながら…) 何、水くさい事言ってんだよ! オレたちはいつだって一緒だぜ!
    本田:そうだぜ! お前はオレたちの大切な仲間なんだからよ!


    みんな仲良く帰還できましたが、倒れている社長を見て「デカイ身体だねぇ〜」とつぶやいてみました。

    王様が「おれはここにいるぜ」と登場した時、自然と(*^_^*)←こんな顔になりました。
    やはりガクラン王はステキですなぁ〜。もちろん、ミニスカも良かったけどさ。


★それぞれの想いが交差する地下神殿…そして獏良くんが乱入! 腹減った!!!★
    【キミをどう呼んだらいいんだろう…:表くん】
      王様:三千年前…ファラオのオレには神官たちが…そして今のオレにはみんながいてくれた
      表くん:アテム…ううん、今は”もう一人のボク”って呼んでもいいよね
      ボクたちはまだこの身体に一緒なんだから!
      王様:相棒…ああ♪(もちろんだぜ!)


    【非ぃ科学的だが、認めるしかあるまい:社長】
      社長:(千年眼を見つめながら…) あれは夢ではなかった…
      ふん…遊戯!!(手に持っていた千年眼を王様に投げる!)
      お前には必要な物だ!!


    【獏良くん…ここはどこ? 腹減った!?】
      城之内:あぁ…バクラ!
      獏良:あれ…みんな…ここはどこ?
      城之内:どこってお前…何も覚えてねぇのか?
      獏良くん:そうだ…ボク…何かに追いかけられて…その後…(城之内に倒れ込み)お腹空いた〜
      城之内:いやぁ! こいつ気絶しやがった!!
      本田:しょうがねぇな〜! とにかく外へ運ぼうぜ
      城之内:(千年リングを外しながら) これはお前が持ってた方がいいぜ!
      王様:ああ…千年リングから邪念が消えている…バクラもまた被害者だったんだな


    【セトと瀬人とオレと…:王様】
      (千年錠と千年秤を拾い上げながら…)
      王様:シャーディー、お前の魂も消えてしまったんだな…ありがとう
      (記憶の石版を見つめながら)
      セト…記憶の世界と現実は違うのだろうが…オレが千年パズルに封印された後、お前が立派にファラオとして国を守ってくれたんだな
      そしてこの記憶の石版を刻み、残してくれた…封印されたゾークが滅んだ今…オレもまた…
      表くん:もう一人のボク…
      王様:行こう! 相棒!!
      (出口で王様を待つ社長に向かって、うながすように…)海馬!
      社長:ふん!!



    表くんが”アテム”と呼ぶと、なんか違和感がありますね(^_^;)
    やはり王様のコトは”もう一人のボク”と呼び続けて欲しいです。

    獏良くんは目覚めると、すぐお腹が空くんですね…。
    バトルシップ内でも台所を荒らしてたし…。
    っつーか、闇バクラは腹が減るという感覚がないのかな…。
    「血が足りねぇ」とステーキを食べていたけど、あれも空腹を感じていた訳じゃないんだね。
    それにしても最前列にいた社長に倒れ込まず、何故城之内のトコロに???
    獏良くんを受け止める社長という図も見たかったな〜。

    王様が千年アイテムを拾う姿をじっと見つめる社長…。
    「なんでそんなトコロで見てんだよ!! 抱きつくなら今だろ!?」
    …なんて…思ったよ。スミマセンね、海闇好きで。
    でも社長は王様に何か言いたい気持ちはあるだろうな…。
    セトとキサラのコト、記憶の石版のコト…、3000年愛のコト…
    話しかけたい…でも表くんに聞かれるのは恥ずかしい…そんなトコロでしょうかね…このシーンは…。


★イシズ姉さんが冥界へと王様を誘います!★
    イシズ:ファラオ! では、記憶を取り戻すコトが出来たのですね!
    王様:ああ
    マリク:これでボクたち墓守の一族の役目も本当に終わりなんだ!(ヤッタぁ〜ヽ(゚∀゚)ノ)
    イシズ:えぇ、7つの千年アイテムがすべて揃いました…あとは…
    王様:ああ、もう誰の手にも渡らぬようオレの手で封印する
    杏子:封印って…
    王様:それがオレの最後の使命なんだ
    杏子:分かってたけど…でもそれってアテムの魂が冥界に帰ってしまうっていうことでしょ!?
    イシズ:ファラオ…私たち墓守の一族が守りし冥界の神殿に冥界の石盤が安置されています。
    その神殿の碑文(ひもん)にはこう記されています

      冥界の扉を開くには石盤に7つの千年アイテムを収め、最後の鍵としてファラオの名を示す


    イシズ:「アテム」それが失われたファラオの名…これですべての条件が揃ったことになりますね
    決意は変わりませんか?
    王様:ああ
    イシズ:では冥界の神殿へ案内しましょう

    船で冥界の神殿へと向かう愉快な仲間たち、ナイルの風に吹かれていると…

    表くん:キレイだけどなんだか寂しい感じがするね
    杏子:遊戯…
    城之内:ところで、何でテメーらがついて来るんだよ!(後ろに立つ社長とモクバに文句!)
    モクバ:別に良いだろう!? ねっ! 兄サマ!!
    表くん:海馬くん…
    イシズ:彼もまたすべての結末を自分の目で見届けるべきなのです
    この運命に導かれた者の一人として…
    マリク:遊戯! キミにもうひとつ、話しておかなければならないことがある
    冥界の神殿の碑文には…まだ続きがあるんだ…『闘いの儀』について
    表くん:闘いの儀!?
    マリク:ファラオにも聞いて欲しい。碑文にはこう記されている…

      ファラオの魂は剣を携えては旅立てず 安らぎもまた得られぬものなり


    マリク:剣はこの世で闘うための道具だ! ボクたちデュエリストに例えるならば『カード』
    王様:カードを置く…つまりデュエルで負けることだ
    表くん:それって誰かがもう一人のボクとデュエルして勝たなければいけないってこと?
    御伽:そうか! もう一人の遊戯くんの闘いの歴史に誰かが終止符を打つことでその魂を解放する!


    イシズ姉さんが冥界へと王様を導く…まさにバビロニア神話の「イシュタール女神」と同じですね。
    自分の考察に近い設定になっていて、今頃ホッとしたり…(^_^;)

    王様を冥界に送るための最後の試練がマリクによって公表されましたね。
    カードが『剣』…そういえば海闇戦で社長が「カードの剣を抜け」と叫んでいたっけ…。
    あの時は大袈裟な…と笑っていましたが、さすがにこの場面だと納得してしまいますね…。
    ここでは単に負けて引き下がるという意味以外に、現世に残りたいという妄執を切り捨てるという折伏の意味もあるわけで、碑文はなかなか意味深長な文章だと思い、高橋先生の深さも感じます。



以下、下に続きます。今回も容量オーバー


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