遊戯王感想とか雑文とか(遊戯王の謎)
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2004年07月08日(木) 第212話 「闇の大神官」

第212話 「闇の大神官」

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【今日のお言葉】

    闇の大神官 「私とアクナムカノンの出生の真実を! 我らが双子であったことを!!」



    双子でしたね…アク爺とカノン王…(-_-;)
    まぁ…そんな気はしていたんですよ。
    ただ顔がちょっと違うので、双子だとしても二卵性双生児かもしれないな…と勝手に想像はしていました。

    しかし双子…。
    それも「泣き声の大きかったカノン王が長男になった」とは…
    古代エジプトではそうやって双子の長男次男を決めていたんですか…知りませんでした。
    っつーか、誰がそんな事をアク爺に吹き込んだんでしょうね。
    ソイツが黙っていればこんな悲劇は起こらなかったのに…。
    シモンはこの「泣き声伝説」を知っていたようなので、王宮内では公然の秘密だったのかもしれないな…


    アク爺がカノン王に敵国への進軍を進言しているシーンは印象的で良かったです。
    あれを見るとカノン王がいかに理想主義の凡太郎かというのがハッキリしますね。
    だいたいこの時代、話し合いで回避できる戦なんてあるわけないのに…。
    対話を通して理解し合い、和平を保つなんてことを一国の王が信じているなら、その国の寿命は尽きているってことです。
    王様もその凡太郎の血を引いているけれど、カノン王よりはもう少し君主としての才があるように思えます。
    まぁ…セトと比べられると、やはり王様が不利になりますが…。

    カノン王はファラオにならず、宗教家になった方が良かったと思う。
    カノン王は生まれた時に大きな声を出してしまったおのれの不運を呪わなきゃいけないような気がするな…。


    社長登場!! 思わず『どぇぇぇぇぇ!!』って叫んじゃいました。
    暑苦しい戦闘服を着て、この砂漠で何をするんだろう…と思っていたら、いきなり記憶の世界に呼ばれるし…(^_^;)
    それも麗しい魂が盗賊王の栄養源にされちゃって、まさに”オイオイ”って感じでした。
    でも記憶の世界に飛ぶ時、ガニ股でなくてホッとしました。
    王様がガニ股三回転で記憶の世界に行ったことがすっかりトラウマになっているのです…(T_T)(あれは残酷でした)


    アク爺とセトの剣術シーンは笑いましたね。
    そのボーシ、邪魔だろう!! とツッコミ!
    ジジイに軽くいなされるセトにも笑いが…。
    そっと差し出された手を頬を染めながら(←勝手な想像)握りしめるセトに、おおおおおぉ〜と叫んじゃったぁ(*^_^*)
    濃ゆすぎるよ、この関係…。


★また王様の前説…ちょっと飽きちゃったなあ…★
    マハードによってディアバウンドは倒され…
    バクラは砂となって崩れ去った!!
    なのに何故か時が止まり
    アクナディンによってすべての千年アイテムが
    冥界の石盤に納められてしまった!
    何故だ…オレの勝ちじゃないのか!?
    気がつくとオレの前に巨大なテーブルが!
    あっ! この世界そのものが闇のRPG


    今日は構図がすごく良かった〜♪
    でも千年パズルを上から見下ろしている最初のシーン…
    『高所恐怖症』の私はアレだけでも心臓がバクバクになりました…(/_;)高いのは怖いんだよぉ〜

    アク爺のセリフが今日の見どころでしょうね。
    鈴木節は好きなのですが、やっぱり闇の大神官の声は聞き取りにくいんだよね…。
    ゾークもエコー(残響)がかかっているし…
    悪役=残響たっぷりの低い声っていうワンパターンは苦手デース

    千年魔術書が収められていた倉庫?の収蔵物が気になります(*^_^*)
    遺体の内臓を収めるカノポス壺や石棺っぽいモノとか…。
    ミイラ作りの家にあるようなモノがうやうやしく展示してあるのには苦笑しました。

★アク爺=闇の大神官に 「オレはおみゃーのパパなのだ!」 と告られ、動揺しまくりのセトさん…★
    アク爺:セトよ…
    セト:アクナディン様…(アク爺に近寄りながら…)先程言われたことは本当の事なのですか?
    私がアクナディン様の息子だと…(し…信じられないデース!)
    アク爺:事実だ…息子よ…もうすぐ大邪神ゾーク様が復活される…我らと共にあの男を倒し(王様をピッと指さす)、ファラオの座をお前のモノとするのだ!
    セト:…アクナディン様が私の父…
    ハサン:邪神に魂を売った俗物に耳など貸すな! セト…そなたは民に仕える神官! ファラオと共に民を…この国を守るのだ!
    王様:セト…(セトを見てうなずく王様…なにやら二人の間に信頼が生まれているような…いないような…(^_^;))
    アク爺:セト…お前に流れる王家の血潮…その声に耳を傾けよ! お前自身の運命に背いてはならぬ!


    先週に引き続き、今週もアク爺に告られ、動揺しまくりのセトさんから物語はスタートしました。
    セトさんはアク爺のことを本当に信頼していたから、姿形が変わろうと、やはりその言葉には重みを感じてしまうんだけど、横からハサンがアク爺の事を「俗」だの「悪」だのと印象悪く口出しするのが、私としては気に入らない。
    確かに闇に魂を売ったアク爺はどうしょうもなく悪いヤツだけど、ハサンが後半、口にするセリフを聞いていてもやはり一方的な言い方でカチンと来てしまいます…
    まぁ…ファラオの守護神だから敵の悪口くらいは言うのは当たり前なんですが…

★いきなり暑苦しい人登場!!!!★
    地下神殿へと下りていく社長…階段の途中で倒れ込んでいるバクラ発見!


      こいつはバクラ…何故こいつがここに…


    記憶の石版の前で倒れている愉快な仲間たちを見つけた社長! 
    真っ先に表くんの所に駆け寄る!!

      遊戯! 凡骨!! 気絶している…(よし、襲うなら今だ!!)
      何が起きた? ここで…

    何故か手に握っていた千年眼が光り出し、記憶の石版を照らし出す

      これは…


    石版に映ったのは記憶の世界で対峙するアク爺と王様たち!


    なんか登場しましたね…社長。
    しかし戦闘服の社長って本当に暑苦しいです(^_^;)
    表くんを発見した時、「遊戯!」って言いながら抱き起こしてくれるかと思っていたのですが…
    アニメスタッフの意地悪!!!(T_T)

    千年眼が社長に闇のゲームを見せるというキテレツな設定には驚きました。
    バクラが社長に千年眼を渡した理由は、社長を記憶の世界に呼ぶためだったとは…
    つまり千年眼は通行許可書の役割をしたんですね。
    そういえば、ペガサスも神のカードを作る時に過去のビジョンを見ているし…千年眼のお仕事内容は意外に多目的デース

★ちょっと長いですが、アク爺の語りを紹介します★
    アク爺の誘惑に心が揺れるセト…隣で見ている王様は内心ハラハラ…

    王様:セト! 惑わされるな! (オレの言葉だけを聞いてくれ!)
    オレたちの使命はこの地を…この国を守ること!(オレたちの使命はこの地で結婚すること!)
    そのためにゾークを倒す! この母なる大地を邪神などに踏みにじられてもいいのか?
    アク爺:ふふっ…母なる大地とは…(偉そうに…)
    では一つ聞こう! その大地を…この国を誰が今まで守ってきた?
    貴様か? いや違う! では貴様の父か?
    我が兄になど…アクナムカノンになどそんな事はできはしなかった!
    すべてはこの私が…弟であるこの私がぁぁぁぁ!!

    カノン王に敵国への進軍を進めるアク爺…

      カノン王:ダメだ! 我が国から他国へ戦をしかけるなどもってのほか…
      アク爺:しかしファラオ…かの国が我が国を狙い、すでに戦の準備に入っております…
      今ここで手を打たねば
      カノン王:黙れ!! 過ぎるぞ!アクナディン!!(頭を下げるアク爺)
      すまん…弟よ…そなたが私の事を…国の事を思う気持ちはよくわかる…
      だが私は戦わずして解決できる術をさがす…
      アク爺:ファラオ…
      カノン王:憎しみは新たな憎しみを生み、闘いは永遠に繰り返されることになる…
      アクナディン…分かってくれるな


    アク爺:だが私の予想は的中した…多くの…ファラオのために何千もの兵が死んだ…
    それでも民は…(カノン王を見て歓声を上げる庶民の皆さん…)
    その姿は紛れもなくファラオ(神)そのものであった…
    私は決断した! 兄が光なら…私は影になろうと…
    この手を血にそめても私は…

    千年魔術書を倉庫から持ち出し、千年アイテムを使って魔物を呼びだし、敵兵を粉砕するシーンが流れる

    アク爺:そして私は千年アイテムのチカラにより国を…いや兄を救った!
    シモン:何故だ!? アクナディン殿!! そこまで先王アクアムカノン王を想っていながら何故、今裏切る?
    アク爺:シモンよ…裏切りなどという俗な言葉で語ってくれるな! 私と兄の関係を!!
    ハサン:お前はアクナムカノンを利用しただけだ! お前に本来備わっていた闇に溺れただけであろう

    アク爺:何を言うかハサン! 貴様が歴代ファラオの守護神だと言うなら知っておろう!!
    私とアクナムカノンの出生の真実を! 我らが双子であったことを!!
    同じ時に生まれながら兄として抱き上げられたのはアクナムカノンの方だった…
    兄者の泣き声が私より大きかったというただそれだけの理由だけで…

    シモン:そなた…そこまで知っていたのか!

    アク爺:それでも私は兄者に仕えた…妻を捨て、セトを捨て、罪なき人々をこの手で血に染めてまでもその忠誠は揺るぎはしなかった

    だがセト…お前は戻ってきた…私の元へ…セトよ、感じないのか? この運命を!

    アク爺:死してひれ伏せ! 憎きアクナムカノンと共になぁぁぁぁ!


    アク爺はやっぱりカノン王を愛していたんでしょうな…セトが現れる前までは…。
    カノン王は凡太郎だけど、明るくて、また慈悲深い振る舞いがファラオとしての魅力に繋がっていたような気がします。
    その姿を見てアク爺も自らの存在を「影」として封印しようとまで決意したのに、セトの登場がすべてを壊してしまったとは…。
    と言ってもセトさんに罪はないよね。
    彼は彼なりに努力して神官の地位にまで登りつめたんだし…。
    まぁ…これも運命の皮肉ってヤツなのかもしれません。


    日本では先に生まれた方が弟という決まりになっているそうですが、古代エジプトでは泣き声で兄弟を決めていたんですね…。
    双子を不吉に思う民族もいるようですが、エジプトだと神様も双子だったりするので、割と受け入れられていたんですね。
    しかしアク爺は可愛いヤツです。自分より才覚のないカノン王を助けてやろうなんて…。
    その素直さ、一途さがセトに向けられた途端、こうなってしまうとは…。
    親バカにしては、少々哀れな気もします。


★ボバサ! お前は一体、何者だあぁぁ★
    食料庫の食料を食べ尽くして、なおも「お腹減ったぁ〜」と泣き続けるボバサ…
    仕方ないので、ボバサのために食べ物を見つけだしてあげようと宮殿内を探し回る愉快な仲間たち(マイナス本田)
    やがて表くんが中庭の巨木になっているブドウを発見!

    表くん:ボバサ! あそこ
    ボバサ:ブドウ!! お腹減った!!
    城之内:だから見つけてやったんだろ! 喰えよ!
    ボバサ:本当にいいの? モグモグモグ…

    ブドウを食べ終わった途端、ボバサの身体がぷぅ〜とふくれた。

    ボバサ:ボバサ…お腹一杯になったから…みんなの願いかなえてあげる!
    さぁ…みんな…背中に乗って! ボバサに任せて
    表くん:みんな! ボバサの言う通りにしよう
    ボバサ:みんなファラオの名前知りたがっている…
    表くん:ボバサはファラオの名前…知ってたの?
    ボバサ:知らない! 知らないけど知ってるトコ知ってる! 

    本田(バクラ):こいつはこのゲームのシナリオの一部…
    8番目の鍵を知るための隠しスイッチだったのか…
    遊戯たちがいなければあやうくスイッチを押し損ねるところだったぜ

    ボバサ:あそこだよ
    城之内:あれはもしかして…王家の谷
    杏子:王家の谷って王様のお墓のあるところよね…
    表くん:そうか! ファラオの墓は生前に造られるって聞いたことがある!
    神聖なファラオの墓ならもう一人のボクの名前も削られずに残っているかもしれない!

    ボバサ:みんなが優しかったから…みんながブドウをくれたから…ボバサお腹一杯になれたよ…

    【ボバサの歌】

    ボバサのボーは食いしん坊のボーで
    ボバサのバーは晩ご飯のバーで
    ボバサのサーはサ・ヨ・オ・ナ・ラ〜

    サヨナラを言った途端、消えてしまったボバサ…


    まさかボバサが道案内キャラだったとは…
    食いしん坊のモンスターにブドウを与えることでヒントをもらえる…なるほどさすがRPGです(^_^;)
    でももうちょっと活躍して欲しかったな。
    ちょっと意外な消え方に驚きました。

    登場から消えるまで、やはり頭悪い感じでしたね…。
    もうちょっと理知的な雰囲気も欲しかったんだけど…。
    あと”お腹減った〜”も最初は笑っていられたけど、段々ウザク感じられてきたのはココだけの秘密


★バクラが再び大勝負に出ました!! 意外な人も出ましたぁぁぁ!!!★
    バクラ:さぁて…オレ様は…いやぁ…大邪神ゾークが復活するカウントダウンももう間近…
    クライマックスが近づいて来たぜ! だがメインキャストたちが停滞したままじゃつまらねぇな…
    すこしかき回してやるか!
    大邪神ゾーク復活に主役がいないんじゃさまにならねぇからな
    お前も一度使ったはずだ!バーの振り分けを…お前の相棒からな…
    だったらオレ様も使わせてもらおうじゃねぇの…
    オレの手駒から…そう面白いヤツを招待してある
    ヤツをこの世界に招き入れ、バーを少し頂くとするぜ
    出番だぜ! 社長

    王様:まさか貴様…(オレの愛しい)海馬を!!

    その頃…千年眼が映し出すビジョンをノンビリ見ていた社長サマ

      なんだこの光は…うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ


    突然、光100%増しにビビっていたら、ギュゥーンと石版の内部に引っ張られ、社長も古代エジプトの世界に入り込んでしまった!

    社長:何!? どこだここは…

    バクラ:借りるぜ海馬…貴様の魂を…ちょっとばかりな…


    社長の魂がビニョーンと幽体離脱し、闇の大神官とハサンのビームの間に割って入った!
    ゴゴゴゴゴゴォと砂が舞うと共に、中から現れたのは、砂と崩れ去ったはずの盗賊王だったぁぁぁ!!


    戻ってきたぜ! ファラオのダンナ…あひゃひゃひゃひゃ!


    魂を振り分ける…それって王様と表くんだからこそ出来た裏技だと思っていたのだけれど、まさかバクラと社長の間でもそんな事が可能なんて!!
    海闇派としては、ちょっっと気になる設定ですよ…(^_^;)
    それなら王様が苦戦している時、表くんだけじゃなく、城之内や杏子、本田の魂も分ければもっとすさまじいパワーが得られたのかも知れないねぇ。

    盗賊王が現れる寸前に、セトが言った、「やっぱり私はファラオを…」

    良く言ったセトぉぉぉぉ!!!とガッツポーズ!!


    社長の魂をちょっと借りたからって、何も盗賊王のガウンまで、社長コートのようになびかなくても良いんじゃないでしょうか…(^_^;)
    どうせなら、腰回りのトンガリまで似せて欲しかったです


    ファラオのダンナ…親父みたい(笑)


★★★次回予告★★★
    あたしたちをファラオの名前がある場所まで
    案内してくれて消えてしまったボバサ…
    ありがとう! ボバサ!!
    きっとファラオの名前を見つけだしてみせるからね!
    でもここって…遊戯のおじいさんが千年パズルを見つけた王墓じゃない!?
    一方、復活したバクラは
    ファラオたちを分断してゾークが甦るまで
    手出しできなくしたの!


    次回 「邪神復活へのカウントダウン」
    おたのしみに!


    ★★★次回予告★★★

    期末テストの最中だけど
    遊戯王の放送だけは必ずチェックの海馬くん!
    最愛の”もう一人の遊戯”が記憶の世界でモテモテなのが
    やっぱり気になるみたいなの!

    今日の放送で「セト」と名を呼び
    彼に駆け寄ろうとする”もう一人の遊戯”を見て
    がぁ〜ん★とショックを受けてしまったけど
    もっとショックだったのは次回予告だったみたい!!
    カリムに恋の告白をするシャダと
    頬を染めながら、うなずくカリムに
    男同士の愛を見つけて、すごく感情移入しているみたい
    おまけにカリムの中に受けの素質を見いだした海馬くんは
    カリムと闇遊戯が似ているなんて言い出すの!


    次回 「ついに末期症状! カリムに萌える海馬 」
    おたのしみに!

    シャダ×カリム


作画監督=井上善勝
脚本=鈴木やすゆき
絵コンテ=町田住人
演出=町田住人


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