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2003年08月11日(月) 生贄

夏休みってことで、ホラ〜な話でも…と思い、こんな本を借りてみました。


    「人肉食の精神史−大西俊輝:東洋出版(総ページ数489、定価4000円」

もちろん真面目な学術書でホラ〜な話なんて出てませんが、読むと背筋がすぅ〜っとします(^_^;)

最初は「魂を生贄にする」というコトを調べるつもりだったんですが、適当な本が見あたらなかったんですよ。
で、あれこれ考えて、とりあえず「肉体や命」を生贄にする場合の具体例を多数読んでみようと思ったのです。


まぁ、これを読むと、人間の肉はウマくないとか、塩漬けするとオイシイらしいとか分かります。
茹でると白い脂が浮いてくるとか、男より女の方がウマイとか…。
書いている方がお医者サマなので、文章がスッキリしていて読みやすいです。


陰陽道に「蠱毒(こどく)」という呪法があります。
小さい容器に虫や蛇などを入れ、互いを喰わせあわせ、最後に生き残ったモノを蠱主(ご主人様)が”式神(お手伝いさん)”として使役させたりすることができる方術です。

この『蠱毒』で考察すると、「オレイカルコスの結界」が”容器”に当たり、虫や蛇がデュエリスト(笑)!
ラストでダーツさんと王様が闘い、王様が勝ったとしても、蠱毒を仕掛けられていたとしたら、王様の魂は『オレイカルコスの神』に召し上げられ、その神の言うなりにならなければならないんだよなぁ〜。
アニメの設定は違うと思うけど、ダーツさんに勝ってすべて一件落着では面白くないとは思うんで、それくらいのヒネリは欲しいところ…(-_-;)


ダーツさんは血も涙も枯れ果てた人間なんだろうと思うんだけど(つまり心がカサカサって感じで…)、後ろで糸を引いている神って奴も相当ワルなのかな…と思う今日この頃。


「魂の生贄」だけど、死んだら終わりって人からすると、ないモノは差し出せないと言うだろうな…。


それはそうと、王様と表くんのデュエル…、あれって表くんの記憶に残るのかな…。
あんな残留思念に嫌味を言われた王様が不憫だよ…(笑)。「ボクもそばにいる…」とか言われて泣いたりさ…(笑)

案外、表くんも覚えていて、

「もう一人のボク…、ボクを抱きかかえたアノ時、変なトコ触ったでしょ…」
心当たりのある王様、ドキドキ★
「…すまなかった相棒、つい出来心で…」
「で、どうだった…もう一人のボク…、○○した?(悩ましげに見上げる瞳…)」

このまま18禁の世界へGOGO〜


って陰陽道はどこへ行ってしまったのか!! 考察も中途半端…(^_^;)。
週末の祭が終わらなければ何も手に付かない。


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