すみれの心が決まるまで…

2001年11月17日(土) 今日は絵画鑑賞と映画

お誘いを受けて珍しく邦画を見ることになっている。
11時15分に前回と同じトコロで待ち合わせの予定。その前に妹の買物に付き合う為に渋谷に出る。なんだかんだとしているうちに待ち合わせの時間が迫ってきた。今日のデートコースは渋谷なので、新宿での待ち合わせにこだわる必要無しと判断して10過ぎにカレの携帯に電話をする。無事渋谷の待ち合わせに変更。
待ち合わせまで少し時間が出来たので妹とスタバでコーヒータイム。

カレとは11時半に渋谷で合流。ちょっと気恥ずかしいような気持ち。
まずはザ・ミュージアムで「コーポレートアート展」を見ることにした。TOPカードを持っているの私がチケットを購入。(割引特典アリ)印象派を中心としたちょっと珍しい作品の数々に出会えてウレシイ。初めはカレのペースにあわせていた私。少しずつ自分のペースで観始める。でもそれもなんだか自然な雰囲気。絵葉書もたくさん買ってからミュージアムを後にする。
そのまま上の喫茶室でお茶を飲んでお話する。
今見た絵のこと、前回会った後の出来事、それから好きなコト、キライなコト、得意なコト、苦手なコト等など…。たくさん素直に話せた。自分でも本当に驚いたくらい。今まではちょっとでも会話に『間』が空くと怖くて、つらくて一生懸命話題を探して接待に励んできた。でもカレとの『間』は不思議と怖くない。
ふっと隣の席のカップルの会話が耳に飛び込んできた。どうやらお見合いの席らしい。ちょっと耳をダンボにしてしまった(笑)

気がつけば映画の始まる時間がもう間近に迫っていた。あわてて渋東シネタワーに急ぐ。カレが指定席を買っておいてくれたので良かったけれど、「冷静と情熱のあいだ」の人気は高く、長い長い列が続いていた。ちょっとトイレに行った隙にカレがパンフレットを買ってくれていた。こういう気遣いがとてもうれしい。
久しぶりに観た邦画はフィレンツェの映像とエンヤの曲がストーリーと調和がとれていてとても引きこまれてしまった。なんとカレは感動して泣いてしまったそうだ。涙腺が脆いらしい。素直な人なんだなぁって思った。

映画の後、カレは夕食も予約しておいてくれたらしい。映画にあわせてイタリアンレストラン。なんてロマンチストなのでしょう!と思った反面、セオリー通りだなぁとも思った。そんなふうに考えるなんて罰当たりかなぁ。食事の間も家族の話しをしたり映画の余韻を楽しんだりして良いカンジだった。
デザートの時クリスマスディナーショーを予約済みなので22日は空けといてねと言われた。うれしい気持ちの反面、「えっ私の好みや予定も聞かないでもうチケット取っちゃったの??!」という気持ちも強くわいてきた。でもせっかくのカレの行為だし、初のクリスマスイベントに波風立てることもないかと思ってありがたくご一緒させていただくことにした。でも今度機会をみて私の希望も聞いて欲しいって言わなくちゃいけないなぁって思う。

来週は帰省する途中で私の家の近くで食事をする約束をしてこの日は別れた。
交際ってやっぱり少しわずらわしいなぁって感じてしまった1日だった。


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