断罪の時間 〜Dance!な日常〜

2024年02月04日(日) 「月が囁き 石が吠える 音楽家・長谷川時夫」

たまたま偶然に番組に出くわしてしまう
いつもこんな感じだ たぶん…偶然じゃ、ない
目が、、離せなかった


『月が囁き 石が吠える 音楽家・長谷川時夫』
 こころの時代 〜宗教・人生〜
 その言葉が道をひらく


 石と石を叩きつけ、その響きから、人間もまた
 宇宙の小片に過ぎないことを感じとる。
 自らの音楽は自然との感応から生まれるという
 長谷川時夫さんに、その流転の人生を伺う。

 長谷川時夫さんは70年代に前衛音楽グループの
 ボーカリストとして人気絶頂の頃、突如、
 世を捨てるように新潟の山村に移り住んだ。
 以来50年、山上の池畔に居を構え、美しい月と
 雪深い大自然に呼応しながら
 独自の音楽を探求してきた。
 音楽とは宇宙に感応するための“行”だと語る
 長谷川さんの生き方を“求道者”と呼ぶ人もいる。
 大都会の故郷・東京を離れ、
 なぜ山里に籠もったのか。
 その音楽と半生をたどっていく。
 

音楽家:長谷川時夫
タージ・マハル旅行団 ボーカル

感性のひと
すべてはいきていることに むすびつく
そんな人だった

 禅

一般人からは 度を超えた《いきる》のひと
その姿は悟りにも見える
生きている、というよりも《存在する》
こちらの方が的を得ているかもしれない
それにしても会話は突き抜けていません
言っている言語は
ダンス言語じゃあない
きいていると
どれも真理からきているようだった
わたしたちにも丁寧に語りかけておられて
ふしぎな説得力をかんじます
おそらくは長谷川さんのいきざまだろうな

何をやってもいいスタンス
STONE MUSIC

これはダンスでもやってきた
わすれてはいけない感覚がそこにはある
見せるものではないおどりが、この世にはある。

《ただそこに在る》

その真実がまざまざと広がっているのを覚えます
ただ、これをどうやったら共有してもらえるのか
どこからどう見てもお金が介在しない世界だ
生きていくことは甘くない
お金をいただくことはまったく甘くない
わたしは「価値」という言葉が大嫌いです
生きている、ってそういうものじゃないからです
だから踊って踊って価値とは別のところに行きたい
その境地をこうして現実にやっている人がいる
こんなのは奇跡にもちかい 勇気にもちかい
自分もただ踊って
力や技術でないおどりをただただ踊っていたい
承認欲求なんてものがここにはまったくないのだ
そんな胸の内が自分にも…ある
それができる仲間と一緒にいられたら—

 歩いてくる風

自分自身を風にして 目の前の人を通過する
そんな気持ちにさせてくれる番組でした☆


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Taisuke [HOMEPAGE]