断罪の時間 〜Dance!な日常〜

2017年04月08日(土) 「のび太とアニマル惑星」

アリスから連絡がきました―

「タイスケさん!
 舞台チケットを大量にいただいたので、
 ぜひ行きましょう!
 お友だちも誘ってください」

わたしは舞台人の立派な端くれです!
どんなステージも後学のため行けるものは行く。
選択肢は、、ありません☆
とはいっても何の舞台チケット??

 舞台版ドラえもん
 『のび太とアニマル惑星』
  脚本/演出 鴻上尚史

 ある夜、のび太はピンクのもやをくぐって
 見知らぬ森に潜り込む。
 そこは、なんと動物が人間の言葉を話す、
 アニマル惑星だった!
 しずかちゃん、ジャイアン、スネ夫も誘い、
 みんなでアニマル惑星の新年を祝う。
 楽しい時間を過ごして地球に戻ったのび太たち。
 そこにチッポからSOSのメッセージが!
 再びアニマル惑星に到着したのび太たちが
 見たのは、、廃墟と化した街だった―
 のび太たちはアニマル惑星を守るため、
 チッポたちとともに空から来た悪魔に立ち向かう

ど、どら、、どどどどどら ドラえもん?!
これ、、誘われないと絶対行きそうにないねッッ
どうやら本当にチケットが大量に手に入ったらしく
席を埋めたいという何者かの意思を感じます(爆)
そういうわけでドラえもんが好きすぎる人たちを
精一杯誘いました!!
そして、行ける3姉妹いた 笑笑
このステージは過去東京でやったものの再演。
その全国ツアーとなっています。
全国ツアーといっても東京除いて4都市だけw
全国じゃ全然ないですねそれ。でもすごいです。
とにかく。
このステージは日本を代表するキャラクター
《ドラえもん》なのだ☆
cvが変わってしまって違和感の絶えない現在。
慣れ親しんだ声というのは偉大ですね。
全身で「これは “違う”」
って感じてしまうほど偉大です。
声優は、命を吹き込むお仕事!
さぁそんな違和感もすべて受け入れましょう☆
受け取ったチケットは1列分ありました。

 【1階 J列 20番】

えっ、、これ客席のセンター1列全部だよ?!
客席の前は通路で、最高に見やすい列ッッ
す、すごい列もらってきたねアリス!!
どこをどう考えてもVIP待遇じゃないか―
一緒に行った好きすぎる3姉妹も足が震えたらしい

 タダほど怖いものはないのだ

アリスは娘・あおいちゃん(4歳)と一緒。
すごく楽しみにしてやってきていました!
そんなチケットには※印でこう記載されていた―

【4歳以下のお客さまのご入場はお断りします】

\(^o^)/黙殺です☆
わたしも両親が連れて行ってくれたショーがあった
気がします。 子どもがよろこぶやつ。
でも、まるで記憶にのこっていません。。
父はわたしがドラえもん好きだったので、小さい頃
全てのドラえもん映画に連れて行ってくれていた。
内容は覚えていませんが映画館に一緒に行ったのは
覚えています。
ドラえもんグッズをいつも買ってくれてました。
いよいよわたしもそんな時期に入って、
親の気持ちを考えられるようになりました
事前にアリスから聞いていた情報がこちら。

「ドラえもんは《ホンモノ》らしいですよ!」

何がどうホンモノなのか混乱せざるを得ませんが、
期待は膨らむものです☆ 笑笑
なにしろ広告とかにドラえもんの姿がありません。
(あえて隠していたようです)
わたしは心中で思いました「やるね」 笑笑
開演。そしてついにドラえもんが出現―

 たっ、たしかに、、ほほほ ホンモノだわ(爆)

ドラえもんは《ホンモノ》でした!!!
す、すごいです。
文章では伝えられないほどのホンモノですw
感動ですッッ☆
こんなホンモノを拝める日が来るなんて!!!

 アリス ありがとう

他のキャストがもうまったく目に入りません。
それくらいにドラえもんは素晴らしかった。
ある意味で日本を背負っている存在です!
その図体からして、人ひとりくらい丸呑み
できるほどの口の大きさッッ
たぶんとんでもなく危険だとおもいます 笑笑
ホンモノのドラえもんは腕が上がりません。
地上と水平ラインまでしか上がりませんw
腕を水平よりも上にあげようとすると、
カラダをななめにする努力が必要となります!
そんなドラえもんが一生懸命おどっている姿に
なぜだか涙が出そうになりました

 ドラえもん すげえ

興味深かったのは、のび太の部屋。
今でものび太の部屋は日本人だったら
イメージは難しくないと思います。
のび太の部屋は洋式じゃありません。
完全な和式です。
その扉は「ふすま」なんですね。
そんなふすまをドラえもんが開けます。
しかしここでとんでもないことに気づきます。
客席のわたしたちは震撼しました

 どう見てもドラえもんは、
 ふすまを開けても、、入ってこれない!!

ドラえもんの横幅は、、
明らかにふすま幅を超えてますッッ
えっ?! どうするの??
ドラえもん どうするの―
きっと誰もがそう直感したはずです
しかしここで度肝を抜く演出がされていました

 ドラえもんはふすまから入ってこず、
 あたりまえのように何もない外側から入室

そ、そそそそそ、、そんなバカな!!!!!
ありえない!! ダメだろそれーーー
◎これが舞台の正体です◎
のび太の部屋は舞台からすると《装置》
部屋といってもホンモノの部屋ではないのだ
そういうわけでここでしかできない魔法のような
度肝を抜く世界が可能となるのです☆
その他にも、突っ込みどころが満載でした。

(その1)
 この舞台上で最も演技がうまかったのは、、
 チッポ!!!
 どこからどう見てもその発声と演技がうますぎて
 明らかに違和感を感じました(爆)
 他の連中とのバランスが、、おかしいよ!!
 子供たちにもハッキリと分かる、
 正確無比なセリフ回し!
 もう完全に一人だけズバ抜けすぎていたw
 その力量で完全に浮いてしまっています
 芝居って異様な世界ですよね
 みんなに一言一句わかるようにするのも技術
 しかしその技術が高すぎると会話に見えず、
 出来レースを見てる気持ちになってしまいます

(その2)
 ステージの都合上いろんな役の人が入れ替わり
 立ち代わり出演しています。
 例えばさっき水の精をしていた人が、
 次の場面では光の精になっていたりw
 踊りがうまい人は常に動く役柄です。
 特にドリルモグラの人は目を見張りましたw
 そんな中で一人たいへん興味深い役者がいた!
 のび太の家の?裏山をゴルフ場にしようとする
 大人たちが現れます。
 そのボス、社長はいわゆる悪役のような様相。
 のび太たちのかけがえのない遊び場《裏山》を
 奪われまいとのび太たちは自分勝手に彼らを
 ドラえもんの道具で攻撃しますw
 ホントのところ あの大人たちは悪くない。
 でも演出の都合上は悪役です(爆)
 物語は進み、、最終局面。
 アニマル惑星を襲ってくる黒鎧の人間たち。
 みんな黒鎧なうえに仮面をかぶっています。
 しかしここでとんでもないことに気づきます。
 その中心にいるのは明らかにあの時の社長!!!
 あの頭身、あの感じは、、間違いないッッ
 それに気づいたときおもいました

 悪役は本当に悪役だったんです

 なんだか、非常に、、納得してしまいましたw


いろんなことを書いていますが、
この舞台の真実はこうです。

観劇後 アリスは言った。

「あおいちゃんがすごく集中して見てたんです」

それを聞いたとき、どんなことも超えました。
これは、、舞台として大成功です。
並大抵のことじゃできやしません。
さすがと言うべきでしょう☆


 < 過去  INDEX  未来 >


Taisuke [HOMEPAGE]