断罪の時間 〜Dance!な日常〜

2015年06月03日(水) 鈍痛祭ふたたび

手術直前、リハビリ最後の追い込みです!
マッキーに笑顔で軽く言い渡されたのは―
◎片足スクワット(患足で)◎
片足立ちから地面スレスレまでおしりを下げて、
そこから立ち上がる。 その地味〜な繰り返しw
見てろ! こんなのかるく出来るさ!!

 成功率は、、5回に2回だった

なんじゃこりゃあああああぁあああぁあああぁあ
おいおいおい… ちょっと待てッッッ
何ヶ月も頑張ってきてこの結果って何? 惨劇!?
ちっくしょおおおおぉおぉぉおぉおぉおおおぉお
こんなのが出来ないだなんて。。

 やらされることが簡単であればあるほど、
 自分に幻滅できます

こんなもので簡単に筋力が見破られてしまうんです
スクワットしようとした瞬間、“無理” って指示が
カラダをかけめぐって冷や汗がドッと出る
それでもやろうとしたら今度は笑いが出る
なぜ笑いがでるのか、未だにわかりませんw
人間の防衛本能の一環でしょうか…  謎です

 この笑いが出るうちは踊りなんて踊れない

リハビリが終わったあと、脚が震えていた
弱さを思い知った
踏ん張りが利かないんです
右脚だとすんなりできるのが怒りを助長しました
そう、左脚では痛いこと。
自主トレーニングではまず痛いことはしません。
こんなこと、理学療法士に言われなきゃしない。

 それは 怖いからです

再建靭帯がまた切れることも起こりうる事実。
正直、どこまでこの膝に負荷をかけていいものか、
独りではわからないのです。
日常動作に支障がなくなってきた今。
しなきゃいけないのはこの恐怖感を取り去ること!
イライラしますが、やらされて気付くことです
その夜…

 きた、きやがったあああああああああああああ

痛い!! 痛いぞッッ
ちくしょおおぉぉおぉぉぉおぉxxx
こうして久々に睡眠薬を飲みました―
再建手術から1年になろうかとしている今でさえ、
こんなカラダです。
深部のリハビリは頑張れば頑張るほど痛みが出ます。
しかし、これはやるしかない。

 やらなければ動かなくなるだけです

とつぜん自分を信じられなくなる弱さ
自分を支えているのは、これまで出来るようになって
きた小さなことの積み重ねです
他人から見たらバカみたいに思えるような、
“あたりまえのこと”
膝がどこまで曲がるようになった、とか
正座ができた、だとか、走れる、とか
そんな ほんの小さな自信です

 わたしにはまだ、出来ないことがあります

踊りたいものを踊れる強さ
手っ取り早く近づくには出来ないことを知ること
それを克服しさえすれば即ち踊れます
出来ないことは可能性なんです☆
マッキーめッッ

 こんちくしょう! ありがとうッッ 笑笑


 < 過去  INDEX  未来 >


Taisuke [HOMEPAGE]