断罪の時間 〜Dance!な日常〜

2003年11月13日(木) とある詞に

 母は苦情を言いました
 母は受話器を手にとって 花屋さんに苦情を言いました
 電話の脇に鉢植えを置いて「こんな花を売るなんてあんまりじゃない」
 僕は横で話を聞いて「そうかな?そんなにひどい花かな?」と考えました
 母は続けて花屋さんに言います「こどもだと思ってあんな花を売るなんてあんまりですよ」
 僕は母に背を向けていましたが 涙がポタポタ落ちました
 僕がはじめてお小遣いをためて買った花は そんな花でした
 母のために買った花でした
 電話の横におかれた小さな鉢の中のたくさんの花は
  3分の1がつぼみで 3分の1が咲いていて 3分の1がしおれていました
 でもお母さん 僕がこれを選んだんですよ
 僕が自分で選んだんですよ


…車を運転しながら涙がボタボタ落ちました


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Taisuke [HOMEPAGE]