| 2005年03月22日(火) |
2005年の発表会を終えて |
 前回は皆の仕上がり具合が均等に高かったが、今回は…。差が出た。 練習量の少ない子は、これで少し目が覚めたかな、と思う。ちょっと間違えても、しっかり練習をつんだ子は崩れない、というのが、誰の耳にもわかったのではないか、という感じた今年の発表会だった。
そして、情熱を持ってピアノを弾く子は説得力が強い、というのも感じた。 これは、練習量だとか、上手下手ではない部分だ。 もちろん、情熱がある子は練習もするし、その結果上手にもなるのだけれど、そうとは一概に言えない、そんなことを漠然と感じたのだ。 情熱を持ってピアノを弾いてほしい、そういうレッスンをしていきたいと思うし、そのためにはどうしたらいいかわからない部分もある。 その子の生活、価値観、親の影響、いろんなことがかかわってくる。 情熱が緊張感までを克服している様子は、子どもの演奏とは言え、すごい迫力だ。緊張感が情熱を余計に熱くしているのかもしれない。
と、1日置いて感じる大きなことをまず書いてみた。
今回も、仕上がりにはばらつきがあったけれど、ソロは全員暗譜で弾けたし、落ちる子もいなかった。それだけでも素晴らしいと思う。 でも、それだけでよし、とできない自分がいるのだった。
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話は変わり、折に触れて登場してきた中3の生徒さん達。 1人の女の子は音楽科に受かり、2月に進路が決まったので安心だったけれど、残り2人の男の子は、3月8日に受験、そして結果は3月18日。 受験が終わってから猛練習をしたらしいけれど、結果次第では欠席(とかいう問題ではないが)なんてことになったら悲しいし…、と気を揉んでいた。 それが、2人とも合格し、晴れてステージに立つことができた。 1人は弾き込みが足りない演奏ではあったけれど、2人とも大きないい影響を下の子達に与えてくれたようだった。
お姉ちゃんの演奏を聴きに来た年長の男の子が、その演奏を聞いて、「僕もピアノを始める」と言い出し、さっそく電話が来た。なんでも、迫力に圧倒されたそうだ。 小4の男の子、「中学生になっても、ピアノは続けるよ」とお母さんに言った、というのも、今日別件で電話が来たついでに聞いた話だ。
音楽科に受かった女の子も、歌でもピアノでもいい演奏を聴かせてくれた。「音楽で行こう」と決めた子の演奏というのは、気持ちの強さが音楽に聴こえてくる。 緊張も気負いも多い年代で、特に女の子はそういったものに脆いが、それを1回乗り越えるごとに、大きくなっていくものだ。 そんな様子は、すでに下降していくしかない私にはまぶしくて仕方がない。
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今回デビューを果たした3人。3人とも始めて3ヶ月ほどの生徒さんだが、ソロで堂々としたステージを披露してくれた。 1人はMちゃん。和音の伴奏も、左右のの交差もありの曲を難なく弾いた。同じく今回デビューのりゅうせいも上出来。この年長2人も感心だったけれど、年中さんで5歳になって間もないMくんは、かわいさからか、小さいのに堂々としているからか、会場からどよめきが起きるほどにすばらしかった。
りゅうせい Mくん 
ファミリーコンサートが1回目で、ソロで弾いたのははじめての生徒さんも1人。前回の発表会では私と連弾し、今回がソロでの発表デビューの生徒さんも2人。そんな小さい生徒さん達は皆、私の想像以上に素敵な演奏だった。
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そんな、小さい一所懸命な生徒さん、大きい、自分なりにピアノとの付き合い方を見つけ出した大きい生徒さんにはさまれた中くらいの生徒さん達は様々だ。 ここに、練習不足の生徒さんも、情熱いっぱいの生徒さんも含まれる。 導入が他の先生だったりして、どうも軌道に乗らないまま来ている生徒さんもいる世代だ。私の産休も影響しているかもしれない。大きくなって始めたので、自分より小さい子の方が弾ける、という引け目も感じている子もいるかもしれない。 どんな生徒さんも、自分の表現をしてほしいし、できる限り頑張ってほしいし、成長してほしい。 練習不足の原因を私の中に探し、次回にそんな悔いの残るようなことがないようにするのが、教える私の役目だと思う。 子どもは本来音楽が好きなのだから、導入がうまくいくのもその子の力だし、音楽自体が大きな力と情熱を持っているのだから、軌道に乗った子をそのまま引っ張っていくのはたいしたことではないのだ。
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